マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

授業メモ

【授業メモ】村澤和多里「近代日本における『心』の誕生」

札幌学院大学 コミュニティ・カレッジ 村澤和多里先生【講座紹介】 現代は「心の時代」などと呼ばれ、多くの人が心のケアに関心を寄せています。しかし、私たちはいつ頃から心を病むようになったのでしょう。本講義では、明治期から大正期に日本人の「自我」…

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第14回 トマス・アクィナス」

放送大学 桑原直己先生 1.トマス・アクィナスの生涯 ・1225頃南イタリア小領主の末子 モンテ・カッシノ修道院→ナポリ大学 アリストテレス哲学とドミニコ会に出会う →ドミニコ会修道院→アルベルトゥス・マグナスの弟子 ・パリ大学に派遣→イタリア各地を歴訪 …

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第13回 盛期スコラ学とイスラム哲学」

放送大学 桑原直己先生 1.大学ースコラ学の場 ・13世紀、大学という新しい知的空間の出現で哲学と神学を中心とする諸学問が飛躍的に発展 1.1.大学の成立 ・大学、12世紀に「知識人のギルド」として成立。パリ大学、ボローニャ大学、オックスフォード大学な…

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第12回 中世初期の哲学」

放送大学 桑原直己先生 1.中世の世界―政治的多元性とキリスト教のもとでの統一 ・中世=「封建社会」。分権的、政治的に多元的な社会。 ・そのなかでキリスト教が普遍的な絆として機能。 ・神聖ローマ皇帝が教皇から「戴冠」を受ける。 ・教皇と皇帝という2…

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第11回 教父の世界」

放送大学 桑原直己先生 1.ギリシア哲学とキリスト教との出会い ・教父 古代哲学とキリスト教との間の緊張関係の中で両者の統合を試みる ・超越的な形而上学の次元の中に神を位置づける ・ニカイア公会議(325年)/カルケドン公会議(451年) ・ギリシア語 …

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第10回 イエスとキリスト教の成立」

放送大学 桑原直己先生 1.キリスト教とは ・「イエスがキリスト(メシア)である」とする信仰 2.イエスの時代的背景 ・ローマ帝国属州時代 敬虔なユダヤ人家庭 ・「サドカイ派」 祭司 神殿宗教の聖職者 保守的/「パリサイ派」 律法学者 会堂を拠点/「熱…

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第09回 「旧約聖書」-キリスト教の前史としてのユダヤ教」

放送大学 桑原直己先生 1.キリスト教の前史としてユダヤ教を見ること ・キリスト教の信仰の本質。「イエスはキリスト(メシア救世主)である。」 ・旧約聖書という呼称自体がキリスト教側からの見方。ユダヤ教徒にとってはこれが唯一の聖書。 2.ユダヤ教と…

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第08回 帝政ローマ時代の哲学-救済と超越」

放送大学 荻野弘之先生 1.地中海を超えて――ギリシャとローマの交流 ・紀元前2世紀 共和制ローマ ポエニ戦争 ・アテナイ ミトリダテス戦争 前88年 2.ラテン語叙事詩の自然学――ルクレティウス 3.キケロの折衷主義とラテン語訳の創出 4.モラリスト文学の源…

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第07回 ヘレニズム時代の哲学-生の技法」

放送大学 荻野弘之先生 1.ヘレニズムとは ・ヘレニズム期=アリストテレスの死(前322)-キリスト ・アレクサンドロス大王の死後(前323)、部下の将軍たちが各地を分割支配。ギリシア(ヘラス)文化(言語、法制、建築、美術など)が全世界に拡散していく…

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第06回 アリストテレスの哲学(2)-徳と幸福」

放送大学 荻野弘之先生 1.倫理学関係の著作とその相互関係 2.エトス(習慣)からエートス(人柄)へ ・習慣(反復)が人柄になる 3.実践哲学の方法論 ・ラディカルではなく、グラジュアル(漸進的) 4.倫理学と政治学の結びつき ・人間は単独では生きら…

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第05回 アリストテレスの哲学(1)-その生涯と著作、論理と自然理解」

放送大学 荻野弘之先生 1.アリストテレスの生涯――マケドニアからアテナイへ ・マケドニアの宮廷医師の息子。17歳でアテナイのアカデメイアに留学し20年過ごす。プラトン没後、学園を去り、小アジアを遍歴後マケドニアに戻り、アレクサンドロス王太子の個人…

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第04回 プラトンの哲学(2)-イデア論と魂の不滅」

放送大学 荻野弘之先生 1.初期から中期へ ・中期の特徴①長く複雑になった②登場人物増え、舞台設定も詳しくなる③ソクラテスが長く自説を語る④魂の話が多い⑤イデア論が出てくる。 2.イデア論の特徴 ・動詞「見る」(idein)。イデアidea 最初は、目で見える…

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第03回 プラトンの生涯と哲学(1)-対話劇とアポリアの意味」

放送大学 荻野弘之先生 1.プラトンの生涯とその時代 ・アテナイ屈指の名家出身 ・ペロポンネソス戦争(前431-404)によって没落 → 扇動政治家の跋扈する衆愚政 ・シケリア島シュラクサイに渡航 しかし失意の帰国 ・アテナイ北西郊外の神域アカデメイアに門…

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第02回 ソフィストとソクラテス-自然から人間へ」

放送大学 荻野弘之先生 1.ソフィストとは誰か ・自然から人間への関心の転換→ソフィスト ・sophism 意図的に相手を騙そうとする誤った議論 =偽の知識人、詭弁家 ・日本語の先生 2.ソフィスト運動に連なる人々 ・代表格プロタゴラス ・ゴルギアス 弁論家 …

【授業メモ】「西洋哲学の起源 第01回 古代ギリシア哲学の誕生-ソクラテス以前」

放送大学 荻野弘之先生 1.起源の問い ・アリストテレス「哲学は昔も今も<驚くこと>に始まる」 ・天文気象など「なぜだろう」 ・「何から出来ているか(質料因)」に着眼した自然哲学が哲学の最初 2.イオニア自然学の誕生(ミレトス学派) ・哲学の「最初…

京都自由大学 広島

広島は日米韓同盟のネック 小骨 原爆投下の主体性 広島がからめとられ、(政治)利用された。 ↓ 日米同盟の完成 公園の下には骨が埋まっている 爆心地から100m 広島自体が骨だらけ 黒い雨 二次被爆 はだしのゲン モルモット サンプル 貴重なデータ 「原爆供…

京都自由大学「この経済政策が民主主義を救う」

松尾匡先生。 失業率が一番大事 実質 名目GDP 雇用者数 非正規 公共事業 ケインズ 大規模な 教育・医療・介護 コービン >>質問 国債 暴落 消費税0% タイ、インドネシア、韓国 ドゥームズデー 完全雇用→戦争 トリクルダウン

京都自由大学 発話の位置

田仲康博先生 95年沖縄に戻る 9.11 「コンディション・デルタ」が発令 機動隊、警察が警備 沖縄戦を想起 藤本幸久「one shot one kill」 人格を剥奪していく 稲嶺恵一 仲井眞弘多 米軍→自衛隊 オール沖縄→日の丸 civil nationalism 沖縄を生きる 「脱国家」 …

最終回 音楽体験の分析

1.音楽的感動の諸相 1)さまざまな「感動」 スーザン・ボイル ①曲による「感動」 ②歌詞による「感動」 ③記憶による感動 ④ビジュアル(パフォーマンスや映像)による感動 ⑤「物語」による感動 ⑥による感動 ⑦コンテクスト(文脈)による感動 時代 社会情勢 *…

パースペクティブ 最後 バタイユの普遍経済学

復習 作田啓一 ・溶解体験 ・拡大体験 溶解体験:皮膚の境界線が溶ける 相互浸透 連続性の体験 人の境界線が点線になり、相互浸透する図 波 連続性 生命世界 言語を使って分節化している リアルなもの 存在している 山の境目 ゴッホのひまわり 拡大体験:「…

即興演奏と音楽療法

1.日本語のリズム:韻を踏む 2.即興演奏 キース・ジャレットの即興ピアノ 「誰もがそれぞれの人生で即興をしている」 アドリブ 3.音楽療法と即興演奏 音楽のもつ生理的、心理的、社会的働きを用いて、音楽を意図的・計画的に使用すること 音楽 医術 宗教 体…

パースペクティブ ジョルジュ・バタイユ 2

1.バタイユの思想 1)理論の特徴:①聖体験の探求・・・エクスターズ(脱自)=自己の外に立つ経験(『内的体験』他) ②存在論「哲学」・・・『エロティシズム』『宗教の理論』 ③エネルギー経済論「普遍経済学」・・・『呪われた部分』『至高性』 2)連続性の…

リズム論

1.リズム論 1)リズムの語源 2)G・W・クーパーとL・B・メイヤーの定義 ①パルス:規則的で等価な刺激の連続 ②ビート(拍) ③タイム(拍子) ④リズム:泊のグループ化 3)考察 リズムは主体と対象とが出会い干渉しあう結果 4)リズム 5)クラーゲスのリズム論…

パースペクティブ ジョルジュ・バタイユ 1

◆バタイユのあゆみ Georges Bataille(1897-1962) ①1897年9月10日 フランス中部オーヴェルニュ地方ビヨンで生まれる ・バタイユの父ジョセフ=アリステッド・バタイユ:公務員。梅毒による失明。 ②1901年(3歳)、一家でランスに移住:父は全身不随。狂気の…

初期日本のロック

①音楽スタイルの輸入の歴史 ②音楽を成り立たせる社会的・文化的コンテクストの差異…脱文脈化 ③英語のリズム…日本語のリズムにのせるための試行錯誤 ④独自の表現文化の形成 1.日本のロックの歴史 ①1950年代後半 最初はジャズの一部として紹介 ジャズ喫茶 エル…

パースペクティブ ラカン 鏡像段階

振り返り 想像的なもの 象徴的なもの 現実的なもの 象徴的なものが弱くなっていく 近代化 ①超越的権威の失墜 「神は死んだ」 ニヒリズム →生の意味づけの困難 cfデュルケーム エゴイズム→個人化 ②大きな物語>の終わり ・富国強兵 ・豊かになろう ・進歩 ③「…

マイケル・ジャクソン2

1.歩み 2.過剰と欠如 1)パーソナリティの特異性ー異人性 2)子どもへの法外な愛情 3)表現の特異性ー卓越性 ①非日常性の表現 スリラーのMV ②歌うように踊り、踊るように歌う ③トランス(超越)への志向 ・音楽ジャンルや民族の壁を越えること←黒人アイデン…

パースペクティブ ニーチェ1

前回の振り返り 聖/俗/遊 超越性、神、聖 ↓ 俗 フラット化 神は死んだ 1.ニーチェ Friedrich Wilhelm Nietzsche(1844-1900) 生涯 1844年10月15日 プロイセン ザクセン州の田舎町 牧師の長男 ボン、ライプツィヒの大学で古典文献学 1969 異例の若さでスイス…

マイケル・ジャクソン1

1.疑惑と真実 1)少年虐待疑惑と裁判 ①最初の性的虐待訴訟 1993-1994 和解 推定21億の和解金→金の力で黙らせたのではという憶測 ②二度目の性的虐待訴訟 2003-2005 14の訴因すべてに対してマイケルの「完全無罪」 →メディアは結果を十分報道せず→疑惑イメージ…

パースペクティブ 遊びの社会学 カイヨワ

前回の振り返り それぞれ重なる部分がある 死者からの純粋贈与 レヴィ=ストロース クリスマス 交換の原理と贈与の原理が結ばれた 資本主義の望み 「社会学辞典」丸善株式会社 1.遊びの社会学 1)ホイジンガ「ホモ・ルーデンス」 ①人間は「ホモ・ルーデンス」…