マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

キャプテンはクリエーティビティを要求されない選手に

このことを考えた理由は、リバプールの不振の原因を考えていて、ジェラードの負担が大き過ぎるからではと思ったこと。
キャプテンはプレー以外にもやること・考えることがいっぱいあると思う。
例えば、チームがだれてる時に叱咤激励するとか、ミスをした選手に注意するとか、緊張してる若手をケアするとか、審判に代表して抗議するとか等々。
クリエイティビティを発揮するためには、プレーのみに思考を集中させないと難しいからキャプテンの役割との両立は大変だと思う。
だから、プレーのタスクがある程度決まってる、センターバックディフェンシブハーフが適任なんじゃないかなあ。

アーセナルもキャプテンアンリより今のギャラスの方がうまくいってるしね。
だから、ジェラードはポジションの適性がよく議論されるけど、その前に先ず、キャプテンを外してあげて、雑念から解放して、クリエーティビティを発揮することに集中させてあげたら、良くなるんじゃないかな。と思った。


P.S. ラウールとかデルピエロとかトッティとか他にも過去にも、両立した、してる選手はいっぱいいるじゃん、という意見も当然あると思う。けど、ラウールは結構苦労したと思うし、トッティはいい意味で鈍感なのかも。
でも、やっぱトッティみたいに生まれついてのカリスマでメンタルの構造が普通の人と違うって選手はいるよね。
ジェラードはそのタイプじゃないような気がするんだよなあ。