マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

フラットカルチャー 二日目

(4)脱舞台化する都市
2 余白化・郊外化する都市空間
「東京スタディーズ」若林幹夫
お台場 余白化 力がない 熱気がない
ヴィーナスフォート 台場一丁目商店街
恵比寿ガーデンプレイス
自己完結したテーマパーク的空間が
ポコポコと島のように
周りは余白 海のように
 
郊外化
ファスト風土化」
「失われた空間」
国道16号線 環状道路
イオン(ジャスコ) ドン・キホーテ ダイソー ブックオフ
独特のチープさ ショッピングモール
 
(5)コンビニ ドンキ フランフラン
ポスト記号的な消費空間
1 コンビニ 便利さの極限
4万点 売上 年約7兆5000億円
商品の「死に筋」↔「売れ筋」
「死に筋」を徹底的に排除
1.POSシステム
2.配膳革命 共同配送 温度帯別配送
生活インフラの一部 スキマ性
店内空間の工学的調整
ゴールデンライン(目線)100cmくらい
 
2 ドンキ
コンビニと正反対
 
3 フランフラン-安心・安全なおしゃれ空間
軽い夢想を誘うモノたちが
集合的に多幸感を演出
無国籍的
立地 おしゃれなベイエリア→のっぺりとした複合的商業空間
街と「おしゃれ」の二つの位相
1原宿 青山 表参道
2巨大な資本と結びついた
シミュラークル
手軽な時間消費
「気分」の消費
真性サブカルヴィレヴァン
本当におしゃれな人↔フランフラン
「うすっぺらい」こだわりの中途半端さ
中途半端さを維持する力
多幸感の向こうに透けてみえる虚ろさ
 
(6)モール化する都市空間1 内閉化する非-場所
モール=通路
ダンベル型

屋内型 街中を模している
渋滞 駐車場の問題→ちょっと辺鄙なところ
入れ替え可能な場所
場所性の喪失 E・レルフ
場所性=経験にもとづく意味づけ かけがえのない
placeness placelessness
押し着せの場所をただただこちらが消費させられている
M・オジェ 非-場所
場所:アイデンティティ付与的 関係的 歴史的
非場所:場所性を欠いた抽象的空間
空港 ショッピングモール 高速道路
☆公共空間としてのストリート
・異質な人びとが往来する場
・さまざまな欲望や価値観が交錯する場
政治的主張やパフォーマンスの場
・暴力・犯罪などのリスクをともなう場
・空間的な囲い込みや管理・統制が無効化せざるをえない場
ストリート性抜きのストリート
ダイエットコーク
ノンアルコール飲料
無害化
都市的多様性
ジェイン・ジェイコブズアメリカ大都市の死と生」(1961)
機能主義的な都市空間を批判
モール化する都市空間
1.都市部再開発
2.テナントの均質化
3.街の自発的モール化
4.月島の「もんじゃテーマパーク化」
「下町」から「下町テーマパーク」へ
記号化された空間
街から生活の匂いが消える
レム・コールハース
☆全ては「ショッピング」化している
全てが「モール化」している
土地を耕してモールにする