①音楽スタイルの輸入の歴史
②音楽を成り立たせる社会的・文化的コンテクストの差異…脱文脈化
③英語のリズム…日本語のリズムにのせるための試行錯誤
④独自の表現文化の形成
1.日本のロックの歴史
①1950年代後半 最初はジャズの一部として紹介 ジャズ喫茶 エルビス・プレスリー人気
日劇ウエスタン・カーニバル ロカビリー ロックンロール+ヒルビリー(カントリー風のロック)
平尾昌晃、山下敬二郎、ミッキー・カーチス
②アメリカのヒット曲のカバー
オリジナル曲 平尾昌晃「星は何でも知っている」 坂本九「上を向いて歩こう」
◆坂本九(1941-85) SUKIYAKI SONG
③65年ベンチャーズの来日 寺内タケシ 加山雄三 エレキブーム カッティング
④66年ビートルズの来日 GSブーム ブルー・コメッツ タイガース テンプターズ ザ・スパイダース
*アイドルとしてのビートルズ メロディや歌詞は歌謡曲風
⑤60年代末飽き足りないグループ 日比谷野音 フラワー(内田裕也)
→ニューロック アンチ歌謡曲路線 cf.若者にはフォークが幅広い人気
⑥70年代 はっぴいえんど キャロル サディスティック・ミカ・バンド RCサクセション サザンオールスターズ
◆キャロル ハンブルク時代のビートルズ 英語風の発音 巻き舌
◆はっぴいえんど 日本語はリズムに乗らないという定説をくつがえす 自由な歌詞の区切り 風をあつめて
◆RC]サクセション リズムアンドブルース系のサウンド 体制への反抗や理想の歌
◆サザンオールスターズ 英語の音を日本語にそのまま 韻を踏む
③多様化
歌謡曲への参入 ロック御三家 チャー 原田真二 世良公則 桑名正博
アンダーグラウンド路線 東京ロッカーズ めんたいロック
BOOWY デビッド・ボウイ
ブルーハーツ セックス・ピストルズ 歌詞はポジティブ