マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

「哲学用語図鑑」田中正人,斎藤哲也

哲学用語図鑑

哲学用語図鑑

P296から
「人間の主体性は構造に規定される」構造主義
ブリコラージュ ありあわせで物をつくる
無知のヴェール リベラリズム ロールズ
ノージック リバタリアニズム 福祉は民間のサービスに 国家権力の肥大を防ぐ
コミュニタリアニズム サンデル 地元系 無知のヴェールは無理
ヘーゲルマルクス大きな物語

核、環境破壊

ボードリヤール「消費社会の神話と構造」
「生活必需品の普及が終わったら、商品が売れなくなるわけではありません。その後に訪れる消費社会では、商品の役割は本来の使用目的から、自分の個性や他社との違いをアピールするための記号に変化します。消費社会は、他とはわずかに違う商品を次々に作り出し、消費欲を無限に作り続けます。そして人はこの構造に取り込まれていくことになるのです。」
「差異を生み出す記号はファッションブランドはもちろん、「健康によい商品」「レアもの」「エコ/ロハス」「有名人の愛用品」「ヴィンテージ」「会員制/少人数制」「商品の持つ歴史や物語」など多岐にわたります。消費社会において個人の実体は、これら差異への欲望となります。」
[シミュラークル]
あらゆる現実は全て模像となる
自分も模像
オリジナルのない模像 シミュラークル
シミュレーション ハイパーリアル
[エピステーメー]
時代時代の人々の思考
「人々の思考や感情は各時代のエピステーメーに支配されている」フーコー
[人間の終焉]
「彼は人間の終焉は近いと断言します。「人間」は自分の意思で主体的に行動しているわけではなく、社会の構造に縛られていることが明らかになりつつあるからです」
[生の権力]
「民主主義の時代になって、国王のような絶対的な権力者はいなくなりましたが、民主国家では顔の見えない権力がそれに取って代わっただけであるとフーコーは言います。かつての権力は死刑の恐怖による支配でしたが、民主主義が作り出した権力は恐怖で人々を管理するわけではありません。」
18世紀以前・死の権力
「絶対的な権力者が死刑の恐怖を与えることによって、民衆を支配する」
19世紀以降・生の権力
「私たちの欲望が作り上げた目に見えない権力。それは私たちを資本主義に適合させるように絶えず監視している。私たちは監視者でもあるし、監視される者でもある」
「民主国家における権力をフーコーは生の権力と呼びます。それは学校や職場などいたるところに存在し、無意識下で私たちを社会に適合するように心理的、身体的に訓練しています(パノプティコン効果)。」
>>パノプティコンの中央にあるもの<<
[パノプティコン]
フーコーは民主主義が作り上げた権力を生の権力と呼び、それが私たちの一般常識を作り上げていると考えました。彼は民主国家をパノプティコンと呼ばれる監獄にたとえます。その監獄に入れられた囚人は、やがて誰に強制されるでもなくみずから規律に従うようになります」
パノプティコンのような原理は学校、会社、病院、街角など日常のいたるところにあります。24時間365日監視して、私たちを無意識のうちに社会の規範に従順な身体に育てていきます」
パノプティコン効果 つねに監視されているという意識から、みずから好んで規律に従うようになる
「日常のパノプティコン効果によって、いつしか人は社会の矛盾に疑問を持つことがなくなります。そして常識から外れた人を、狂人として排除していくのです。」
デリダ 脱構築 二項対立の解体 
トゥリーとリゾーム(根)無秩序 反ヘーゲル的思考
ドゥルーズガタリは、絶えず増殖しながら四方八方に広がる分子のようなイメージで欲望を捉えます。この増殖しながら広がる力が世界を動かす原動力となっています。彼らは欲望によって動かされているこの世界を欲望機械と呼びます。欲望機械には私達人間も含まれます。そして無意識下で私たちの身体のあらゆる器官をも動かしています。
>>世界は欲望というきわめてシンプルな原因で動いている<<
アイデンティティとは欲望を集束させる方向→このような状態をパラノイア
反対にスキゾフレニア
フェミニズムとは男性が支配する世の中に異議を唱え、男女平等の社会を作ろうとする思想や運動のこと。第一期、第二期、第三期に分かれる。
バトラーは生物学的な性であるセックスも社会的に作られたジェンダーであると考え、同性愛・性転換も支持します。
イード オリエンタリズム 植民地支配を正当化
ネグリ・ハート「帝国」
これに対して、通信技術や輸送技術の進歩とともに地球上にあらわれたのが〈帝国〉です。〈帝国〉は資本主義のもと、アメリカ政府や多国籍企業G20、WEF(世界経済フォーラム)などが国境を超えてネットワーク状に複雑に結びついた権力システムのことをいいます。〈帝国〉は中心を持たず、領土の拡張も必要としません。〈帝国〉において、核兵器などを持つアメリカの役割は強大です。けれどもアメリカもまたこのシステムに従う必要があるので、アメリカ=〈帝国〉ということにはなりません。
〈帝国〉は日常生活の隅々まで浸透し、私たちを資本主義に順応させるために、いたるところから管理・育成しているとネグリとハートは言います。
マルチチュード
生命倫理環境倫理
あとがき
田中正人
読了