マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

【講演メモ】山極寿一、國分功一郎「芸術は何処へ?」

京都府立文化芸術会館
山極先生
夜→昼
嗅覚、触覚→視覚
目の高さ
群れ 知識の共有
熱帯林で食物を探す 原初の感性
果実は食べて欲しい
果肉はお礼 色
群れ 喧嘩を起こさない
ボノボ ゴリラ 分配社会
700万年前 熱帯林を出る
直立二足歩行→脳が大きくなる
捕食と暴力から安全を確保する→メスが群れをなす理由
言葉より雰囲気 強さ 優しさ 許容力 包容力
喉 声 踊る 歩行は自己主張
言葉 7万年前
160人 集団規模 限界 身体に合っている
200万年前
ネアンデルタール 歌とパーカッション
ホモ・サピエンス 道具 世界を解釈したい欲望
 
國分先生
美 快(楽しさ・喜ばしさ)
カント 美しさは必ず普遍性を要求する 同意を強制する
村上靖彦 自閉症児研究 水滴 ミニカー
→一体化して美的な体験を感じている
言葉と結びつくことなく
想像力を掻き立てられる
美は崇高 快は不純
言葉にできない だからこその批評家
 
対談
美術の産業化 不純
マルセル・デュシャン 便器
ソーカル事件
料理は芸術
言葉は境界線
家族=身体で繋がる仕組み