マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

【読書メモ】情況2004年6月号「1980年代の宮台真司後編」

郊外のテレクラ妻のリアリティ

サイファ=ゼロ 現実界

ブルセラ系は安全

流動性に耐えられずに、入れ替え不可能性を求め、全体性にアクセスしようとするオウム的な超越系はアブナイ。」

ブルセラ女子高生のメンヘラ、ドラッグ、リストカット落ち。

実際の処方箋にはならない。

「(その一方で、)99年WTOシアトル総会が開かれて、カルスタとかポスコロとは全く無関係に、やっぱり流動性はある限度を超えるとたいていの人には耐えられないということがはっきりしてくるわけです」

流動性(匿名性)(収益価値)vs多様性(共生価値)

リベラリズム/コミュニタリアリズム論争

言葉を発した時点で既に傷を負っている。

でも、「終わりなき日常を生きろ」というタイトルからしアイロニーですよ。

生きられる奴はそんなこと書かない。

「それではネオコンに対抗できない。僕のメンタリティは半分ネオコンです」

極善人と極悪人び紙一重

脱社会的な存在。世界の免疫。

「いちど社会の外に突き抜けた人間が、一見社会に内在する「かのように」見えても、本当に内在することは不可能で、基本的には超越性による支えがなければ、そういう人間はそれ以後生きていけないということです。」

ヒューマニズム」を支える外側の支え

「政治的に振る舞っている人間が政治的で、宗教的に振る舞っている人間が宗教的だっていうの人はただの唐変木

「怒れる神父」「邪宗門

コミュニケーションの有効性

「実数性ー虚数性」「可能性ー不可能性」

「ところが超越系の人間にとっては、可能なものだけ選んでいても、幸せになれないわけです。」

功利主義実存主義か?」

虚数

北田暁大

「12世紀以来、19世紀の半ばまで、ロマンティック・ラブというのは不可能性を追求する酔狂な振る舞い。…だというサロン的な常識」

浅田彰はスマート過ぎた。

「完全情報化して、利得最大化して何が得られるんだよという感受性が必ずでてくる」

豊かになると、寧ろ、マズローの下位が飛ばされ、超越的な可否が、露骨にでてくる。」

でも殺人のシーンとか注射のシーンで目を背けてしまう。

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(感想)のんきな議論。