マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

【講演メモ】「日の丸・君が代」の強制を跳ね返す神奈川集会

横浜市技能文化会館 研修室
「牙をむくナショナリズム ー「平和」に潜む戦争と排外主義ー」
小倉利丸先生
天皇 「文化」を統べる 「文化」も政治
戦後日本は兵站に加担してきた 決して「平和」ではない
自らの手を汚すことなく、人を死に追いやる実態
日常生活こそ政治
憲法上の象徴天皇の役割と神道の祭祀という二重の役割
政教分離は無理、利益相反
ワーグナー 伝統主義 キリスト教以前に戻る ギリシャ神話 北欧神話
国学 本居宣長 仏教以前 古事記
復古主義には必ず レイシズム セクシズム ある種のエコロジー ナチュラリズム が伴う
曖昧な言葉で、綺麗事で現状を追認してしまう存在である問題 丸く収める
戦争責任をとらないまま、また繰り返されてしまう危険
アメリカがあえて「残した」
 
ケインズ主義→新自由主義 どちらもだめ
ケインズ主義=統制経済=戦時経済
 
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
 
自分は日の丸君が代の強制や
排外的なナショナリズムの高まりには当然反対だが、
(不勉強ながら)天皇制自体には賛成な立場
権威と権力を分離する、統治の知恵だと思う。
天皇制廃止して共和制にしても、特によくなる気がしない
自分は資本主義が一番の敵だと思っているので、
天皇を利用して(玉を取って)、それと戦う道を残したほうがいいように思う
 
天皇制廃止も特段過激な主張ではなくて、色んな考えがあっていい