作品#05「コスモス 社会学用語図鑑トレカ」62枚を作成しました。
01 オーギュスト・コント
02 ハーバート・スペンサー
03 ウィリアム・グラハム・サムナー
04 フェルディナント・テンニース
05 ソースティン・ヴェブレン
06 エミール・デュルケーム
07 ゲオルグ・ジンメル
08 ジョージ・ハーバート・ミード
09 マックス・ウェーバー
10 チャールズ・クーリー
11 ロバート・E・パーク
12 マルセル・モース
13 モーリス・アルヴァックス
14 エルトン・メイヨー
15 ロバート・M・マッキーヴァー
16 ホセ・オルテガ・イ・ガセット
17 アーネスト・バージェス
18 アントニオ・グラムシ
19 カール・マンハイム
20 ルイス・ワース
21 エーリヒ・フロム
22 アルフレッド・シュッツ
23 ハーバート・ジョージ・ブルーマー
24 ポール・ラザースフェルド
25 タルコット・パーソンズ
26 デイヴィッド・リースマン
27 ロバート・キング・マートン
28 マーシャル・マクルーハン
29 フィリップ・アリエス
30 ダニエル・J・ブーアスティン
31 マイケル・ヤング
32 チャールズ・ライト・ミルズ
33 ハロルド・ガーフィンケル
34 ラルフ・ダーレンドルフ
35 アーヴィング・ゴッフマン
36 ジョン・I・キツセ
37 ネイサン・グレイザー
38 ジグムント・バウマン
39 イヴァン・イリイチ
40 ニクラス・ルーマン
41 ハワード・S・ベッカー
42 ピーター・L・バーガー
43 ピエール・ブルデュー
44 イマニュエル・ウォーラーステイン
45 マンサー・オルソン
46 スチュアート・ホール
47 ベネディクト・アンダーソン
48 アンソニー・ギデンズ
49 ジョージ・リッツァ
50 アーリー・ラッセル・ホックシールド
51 ロバート・パットナム
52 ジョック・ヤング
53 マニュエル・カステル
54 ガヤトリ・C・スピヴァク
55 マーク・グラノヴェッター
56 リチャード・セネット
57 ウルリッヒ・ベック
58 ジョン・アーリ
59 デイヴィッド・ライアン
60 イヴ・セジウィック
61 ディック・ヘブディジ
62 マイケル・ハート
#01 Isidore Auguste Marie François Xavier Comte
社会学
科学の方法を用いて、社会の行方を予見しようとする学問。
実証主義
神学的・形而上学的なものに依拠せず、経験的事実にのみ認識の根拠を認める学問上の立場。
三段階の法則
コントが考えた、精神の三状態が文明の三状態を決めるという法則。
精神の三状態 神学的段階→形而上学的段階→実証的段階
文明の三状態 軍事的段階→法学的段階→産業的段階
#02 Herbert Spencer
社会進化論
社会も経済競争に勝った者だけが生き残る、適者生存の原理で進化するという考え。
#03 William Graham Sumner
エスノセントリズム
自民族中心主義のこと。自分の育ってきた集団や民族の文化をすぐれたものとし、それを基準にして他の文化や集団の人々を低く評価する態度。サムナーはこれに陥っている帝国主義や軍国主義を批判した。
#04 Ferdinand Tönnies
ゲマインシャフト/ゲゼルシャフト
ゲマインシャフト 血縁関係、地縁関係、友情などによって他者と全人格的に結びついている集団。
ゲゼルシャフト 利害関係で理性的に結びついている集団。
テンニースは、近代化によって、社会のあり方が、ゲマインシャフトからゲゼルシャフトへ変化することは避けられないとした。
#05 Thorstein Bunde Veblen
誇示的消費
必要性や実用的な価値だけでなく、それによって得られる周囲からの羨望のまなざしを意識して行う消費行動。ボードリヤールの議論のさきがけ。
「産業(Industry)/営利企業(Business)」
ヴェブレンは『営利企業の理論』(1904年)において、現代の産業を二分して分析している。すなわち、物を作る目的の産業(Industry)と、金儲けの手段としての営利企業(Business)との二分である。ビジネスは産業を推進せずに、むしろ産業を侵食していくというのが、ヴェブレンの資本主義論である。
#06 Émile Durkheim
社会的事実
個人に対して外から社会的に拘束を加えるもの。法・道徳・宗教など。デュルケームはこれを社会学固有の対象とした。
社会化
子供や、その社会の新規参入者が、その社会の文化、特に価値と規範を身に付けること。
アノミー
個人または集団相互の関係を規制していた社会的規範が弛緩または崩壊したときに生ずる混沌状態。
機械的連帯/有機的連帯
機械的連帯 人々が同質的でそれぞれが没個性的な活動しかしないことによって存立する社会諸関係の様式。村落など原始的な社会。
有機的連帯 人々が個性的な異質の諸個人として,分業による相互依存によって有機的な全体を生み出す社会諸関係の様式。
デュルケームは、近代社会の分業による有機的連帯を好ましいと考える。テンニースがゲゼルシャフトを真の共同体ではないと考えたのと正反対の発想。
自殺の4類型
①自己本位的自殺②集団本位的自殺③アノミー的自殺④宿命的自殺
デュルケームは自殺論で、自殺の原因が個人にあるのではなく、個人の意思を超えた社会の力が働いていることを証明しようとした。
社会実在論/社会唯名論
「社会」というのは単なる便宜上の名前であり、実在するのは個人または個人間の相互作用だけだと考える立場を社会唯名論という。ウェーバーやジンメルなどがこの立場。反対に社会は実在すると考える立場が社会実在論。デュルケームなどがこの立場。社会唯名論は意味学派などのミクロ社会学に、社会実在論は社会システム論や機能主義などのマクロ社会学に発展する。
#07 Georg Simmel
形式社会学
ジンメルは、デュルケームのように社会が物のように実在するとは考えない。ジンメルにとって社会とは、信頼関係、闘争関係など、個人間に生じる人間関係の形式(心的相互作用)の集まり。この形式を研究対象とするのがジンメルの形式社会学。
相互作用(相互行為)
社交
貨幣の哲学
#08 George Herbert Mead
アイとミー
ミー(me:客我)一般化された他者から期待された役割を果たそうとする社会的な私。
アイ(I:主我)ミーに抵抗したり、社会を変えようとする主体的な私。
自我には上記二種類ある。ミーはチャールズ・クーリーの「鏡に映った自我」にあたる。
#09 Max Weber
価値自由
社会科学において認識の客観性を保つためには,一定の価値基準に従って善悪,正邪の判断を迫るような態度をとるべきでないという M.ウェーバーの主張。彼によれば,経験科学は人が何をなしうるか,何を欲しうるかを教えることはできても,何をなすべきかまで教えることはできないという。
理念型
マックス=ウェーバーの用語。複雑多様な現象の中から本質的特徴を抽出し、それらを論理的に組み合わせた理論的モデル。それを現実にあてはめて現実を理解し、説明しようとする理論的手段。
現実にはいろいろな例外があり、理念型とは違うが、理念型からの逸脱度合いによってその性格把握ができる。一度理念型を設定すると、それを使って作業仮説や理論構築に必要な要素を抽出することが可能である。
合理化
科学が発展すると、自然を客観的にとらえることができるようになり、人々に合理的な世界観が共有されます。これを合理化といいます。合理化するにつれて人々は、神仏のような超自然的な力に頼ることをやめます。すると人々の生活の中に「事実」としてあった宗教は、個人の意識の中だけの存在となっていきます(脱呪術家)。ウェーバーは近代化とは合理化(脱呪術化)のことにほかならないと考えました。
プロテスタンティズム
世俗化
エートス
諸個人の行為をそれによって説明できるような,倫理的に価値づけられた習慣的な行為性向のこと。ウェーバーはプロテスタンティズムの禁欲的で富の蓄積を正当化できるエートスが、資本主義を生み出したと結論づけた。
社会的行為
他者との関係が前提となる行動のこと。誰にも見せない行為と、社会的行為とでは大きく違う。ウェーバーは、社会的行為の個人的な動機や意味を理解して、社会事象の成り立ちを分析しようと考えた。このアプローチを理解社会学と呼ぶ。
社会的行為の4類型
①伝統的行為 習慣から生じる行為 朝起きる 挨拶する 教会へ行く
②感動(感情)的行為 感情から生じる行為 笑い合う 怒る 喜ぶ
③価値合理的行為 自分の信念や価値観による行為 人助けする 注意する 教える
④目的合理的行為 目標を設定し、達成するための理性的な行為 目的のために学ぶ 目的のために計画をたてる
暴力の独占
官僚制
支配の3類型
#10 Charles Horton Cooley
鏡に映った自我
自分の社会的な姿は、自分に対する他者からの反応という「鏡」を通じて知る。これをクーリーは「鏡に映った自我」と呼んだ。自我は自分で作っているわけではなく、社会(他者)に作られている。
#11 Robert Ezra Park
人間生態学
人口や諸制度の動態と地域的配置との相即に関する一定の規則性をみいだす学問分野。人間生態学のキー・コンセプトは、動物・植物生態学にみる競争とか共生に示唆を得たものが少なくない。
都市社会学
都市の社会・生活構造、社会意識、都市問題などを研究対象とする社会学の一分野。アメリカの社会学者パークが創始。
人種関係サイクル
パークは、アメリカ合衆国において移民との関わりから発展した同化の理論に、大きな影響を与えた。パークは、「人種関係サイクル」と名付けた4つの段階を、移民集団がたどっていくと論じた。第1段階の「接触」、続いて第2段階の「競争」を経て、第3段階で各集団は相互の存在に「適応」し、最終的にそれが維持できなくなると移民集団は「同化」していくというのである。
マージナルマン
いくつもの文化が並存する社会の中で、どの文化圏にも完全に同化できずに、複数の文化に不完全に属している人々をパークはマージナルマン(境界人)と呼びました。マージナルマンは、自身に一貫したアイデンティティを見いだしにくくなります。しかしまた、複数の文化の狭間に立つことで、それぞれの文化を客観的に捉えることができ、それらを融合した新しい価値や文化を生み出すことが可能です。
#12 Marcel Mauss
贈与論
贈与と返礼の交換が社会を存続させる重要な役割を担っていることを、モースはポリネシア社会の調査で発見した。
身体技法
普段なにげなく行っているしぐさは、自分が属する社会の特徴があらわれたもの。自分の身体技法は、社会という外部によって無意識的に作られている。この考えは、人間の行動は、自分で決定しているのではなく、属している社会に決定されているとする構造主義に大きな影響を与えた。
#13 Maurice Halbwachs
集合的記憶
たとえば、「バブル期」を社会学的に考察する場合、集合的記憶が頼りになります。人は他人と話したり、写真、テレビを見るといった社会的な環境に触れることで、バブル期に関わる記憶を思い起こします。バブル期の記憶は1人の頭だけではなく、バブル期を経験した人たちが持つ枠組みによって構成されていると考えられます。個人的な記憶ではなく、集団の中の1人としてのこうした記憶が集合的記憶です。
アルヴァックスは教科書や歴史書に記されている「事実」としての歴史ではなく、「集合的記憶」としての歴史から社会を考察した。
集合的記憶は絶えず書き換えられています。つまり過去は現在から想起され、つねに再構築されています。
#14 George Elton Mayo
ホーソン実験
インフォーマル・グループ/フォーマル・グループ
会社内の非公式な仲間関係。飲み仲間、麻雀仲間。職場の非公式な人間関係が生産性に影響を与える。
#15 Robert Morrison MacIver
コミュニティ/アソシエーション
コミュニティ=「同じ場所や地域で一緒に生活している」という意識を共有している自然発生的な集団 市域社会・都市社会・国民社会など
アソシエーション=同じ関心や目的のために人為的に形成される集団 学校・会社・教会・国家など
#16 José Ortega y Gasset
大衆の反逆
#17 Ernest Watson Burgess
「同心円モデル」
#18 Antonio Gramsci
「フォーディズム」「ヘゲモニー」
#19 Karl Mannheim
「知識社会学」「連字付社会学」
#20 Louis Wirth
「都市」「アーバニズム」
#21 Erich Seligmann Fromm
「権威主義的パーソナリティー」
#22 Alfred Schütz
「現象学的社会学」
#23 Herbert George Blumer
「ミクロ社会学」「シンボリック相互作用論」
#24 Paul Felix Lazarsfeld
「オピニオン・リーダー」「コミュニケーションの二段階の流れモデル」
#25 Talcott Parsons
「AGIL図式」「構造・機能主義」「マクロ社会学」
#26 David Riesman
「他人指向形」
#27 Robert King Merton
「順機能/逆機能」「顕在的機能/潜在的機能」「準拠集団/所属集団」「予言の自己成就」「中範囲の理論」
#28 Herbert Marshall McLuhan
「メディアはメッセージ」「人間の拡張」
#29 Philippe Ariès
「〈子供〉の誕生」
#30 Daniel Joseph Boorstin
「疑似イベント」
#31 Michael Young
「メリトクラシー」
#32 Charles Wright Mills
「パワーエリート」
#33 Harold Garfinkel
「エスノメソドロジー」
#34 Ralph Gustav Dahrendorf
「コンフリクト理論」
#35 Erving Goffman
「スティグマ」「ドラマツルギー」
#36 John Itsuro Kitsuse
「構築主義」
#37 Nathan Glazer
「エスニシティ」
#38 Zygmunt Bauman
「リキッド・モダニティ」
#39 Ivan Illich
「シャドウ・ワーク」
#40 Niklas Luhmann
「ダブル・コンティンジェンシー」「複雑性の縮減」「オートポイエーシス」
#41 Howard Saul Becker
「ラベリング理論」
#42 Peter Ludwig Berger
「社会構築主義」
#43 Pierre Bourdieu
「文化資本」「ハビトゥス」
#44 Immanuel Wallerstein
「世界システム論」
#45 Mancur Lloyd Olson Jr.
「フリーライダー」
#46 Stuart Hall
「エンコーディング/デコーディング」
#47 Benedict Richard O'Gorman Anderson
「想像の共同体」
#48 Anthony Giddens
「脱埋め込み」「再帰性」「構造化理論」「再帰的近代」
#49 George Ritzer
「マクドナルド化」
#50 Arlie Russell Hochschild
「セカンド・シフト」「感情労働」
#51 Robert David Putnam
「社会関係資本」
#52 Jock Young
「包摂型社会/排除型社会」
#53 Manuel Castells
「集合的消費」
#54 Gayatri Chakravorty Spivak
「サバルタン」
#55 Mark Granovetter
「弱い紐帯」
#56 Richard Sennett
「公共性の喪失」
#57 Ulrich Beck
「リスク社会」
#58 John Urry
「観光のまなざし」
#59 David Lyon
「監視社会」
#60 Eve Kosofsky Sedgwick
「ホモソーシャル」
#61 Dick Hebdige
「サブカルチャー」
#62 Michael Hardt
「<帝国>」「マルチチュード」