マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

【講演メモ】「れいわ新選組山本太郎とひみつのおしゃべり会 」

ビションセンター横浜
・コロナ禍の貧困
・消費税廃止と現金給付
・国民の所得(購買力)を上げて内需を拡大 
・「財源は税金」→「上限はインフレ率」
MMTという言葉は使わない。余計な議論を招かないため。
ケインズ主義?
・質問より 2023年義務化のインボイス(適格請求書)制度がとにかくやばい。売上高1,000万円未満の免税措置が事実上廃止。
・質問より れいわの所得倍増計画と言ったらどうか?
立憲民主党に約束をさせるために れいわの力を増す必要がある 
・国防 敵国条項があるかぎり専守防衛しか選択肢はない
天皇制 いまの象徴としての天皇のあり方に救われている人の存在が多くいる現状を鑑みると、いまそこを変える提案をする優先順位は高くないと考える。戦前の戦争責任の問題などを議論することはしたらいい。
ベーシックインカム新自由主義的に導入される危険性があるので要注意。生活保護や障害者手当などセーフティネットがしっかりと残っている上での給付ならば考える余地がある。
・その他 コロナ ワクチン などなど
・鴨下全生さん 被害者、弱者同士がいがみ合わされる分断について。攻撃してくる人にもなにか辛いことがある。何が辛いのか聞くこと。たとえば「ネトウヨ」と呼ばれる人達とも最後には共闘すること。そうしないと本当の世直しはできない。

◆感想:1974年生まれ。兵庫県宝塚市出身。約3時間ひたすら質問を受け付けそれに答えるという方式。計20人くらいか。山本太郎さんは日焼けしていて精悍で人気が出るのがわかる。実は人見知りでしゃべることにコンプレックスがあるとのこと。態度も終始誠実だった。政策の内容はとにかく反緊縮。消費税廃止と現金給付。際限なしとは言っていないが、インフレ率に注意しながらどんどん国債発行、現金給付していって、国民の購買力を上げて内需を喚起して成長につなげようということ。支配層の既得権を取り上げようとすると強烈な抵抗にあって成功しないため、成長することでお互いに豊かになる道を提案するとのこと。