マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

【イベントメモ】神保哲生、宮台真司「年末恒例マル激ライブ」

大井町きゅりあん大ホール 約800人 行列
・日本には社会はないが世間がある→この4-50年の地域の空洞化などにより、世間もなくなってしまった
・民主制を支えるのは感情の豊かさ→民主主義を回すサイズを小さくしろ
・安倍一強といいながら、99%を仕切っていたのは官僚組織
・情報の非対称性。官僚が一番情報を握っている。国民、政治家は情報不足。
国策捜査 西松建設事件 ロッキード事件 児玉誉士夫邸セスナ機特攻事件 造船疑獄
・戦国時代がとにかく大事 唯一国内で戦争が頻発した時代
モータリゼーションで地域が崩壊したことに対する抵抗が日本では殆どなかった。
・ブランコの立ち乗り禁止 秘密基地ごっこ 焚き火 隣人訴訟問題 安心安全便利快適問題
累進課税 戦争直後9割 → 今2割 戦争があるから国民国家がアクティベート(起動)される
・民主制→テクノロジーによる再分配(パターナリズム) ドラッグとゲーミフィケーション
権威主義=「バカは従え」
・meta ホライズン オキュラスVRゴーグル
・トー横界隈 パパ活 自己肯定感が低い IT社員も同じ 不安神経症
・子ども時代外遊びをしなくなった世代が大人になった
・公園が球技禁止 ひたすらフォートナイト
・meta VS ナイアンティック(ポケモンGoピクミンブルーム) VR VS AR(拡張現実)
・本田翼 APEX? マッチングアプリよりオンラインゲームの方がいい マッチングアプリは属性(外形的なスペック)オンリー
バクーニンルネサンス 国家不要論 中間集団同士の争いをどう制御するか
・劣化した親がさらに劣化した子どもを再生産している 損得勘定 勝ち組/負け組コミュニケーションオンリー そもそも親がそういう動機で付き合っているから。
・仲間を増やしていかなきゃしょうがない。『明日、私は誰かのカノジョ』
・正社員特権、解雇規制をやめるべき
質疑応答
・友人 カテゴリーにこだわらないこと 性別 年齢
・学校は公立主義、公立には地元があるから
・子育て 自分の人格形成に何が良い影響を与えたか それを子どもにやってあげる
・自分のディフェンスラインを下げる 気にしない 怒らない
・やれない理由はいくつもあげられるけど、やるべき理由を保っていくこと
・何かをやりたいと言う人は多いが、何かを実際にやる人は少ない
・善悪=集団にとっての損得 長期スパンで考えての損得 その場の損得だけを考える人は近視眼的
 
◆要約:コロナ。日本人の劣等性問題=東京裁判問題。信念(規範、倫理)がない。空気に流される。無責任の体系。敗戦を経ても根本問題は何も変わらなかったことに対する驚き。民主主義の不可能性。中国=顔認証カメラと評価スコアで徹底した監視社会、強権国家。指導部は超エリート。アメリカ=新反動主義者による海上国家。愚民に対して再配分してもしょうがない。ドラッグとメタバースで現実逃避させる。民主主義がしたいなら、とにかく顔の見えるスモールユニットでやるしかない。一旦クラッシュしてからの自治の復活。
◆感想:盛況でなかなか面白かった。個人的にはトー横界隈の話が一番興味がある。パパ活が蔓延し悲惨な現状だが、パパ活相手の男たちも自分たちと同じように自己肯定感が低いと感じるとのこと。マクロにみると良い展望はとても抱けないが、だからこそミクロに自分が何をするか。重い腰を上げて行動するしかないこと。最後の神保さんのやるべき理由を保つことの話(ヴィクトール・フランクル?)は感じ入った。


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