- まえがき
- 1 なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
- 2 時間を制する者は、世界を制す
- 3 「ロケットスタート時間術」はこうして生み出された
- 4 今すぐ実践 ロケットスタート時間術
- 5 ロケットスタート時間術を自分のものにする
- 6 時間を制する者は、人生を制す
- あとがき
まえがき
・「時間との付き合い方」と徹底的に向き合う。
・天から与えられている時間は皆平等
・人の能力がいきなり向上するようなことはありません。ならば時間の使い方を徹底的に突き詰めるしかない。すなわち、時間を制する者が世界を制している。
・これが世界で成果を上げ続けている人たちの真実の姿 ビル・ゲイツこそ正にその中の一人
・32歳のときにビル・ゲイツの前でプレゼン→windows95
・40歳で起業 ベンチャー・キャピタルから1億7千万円の投資を受ける
・恐れるべきは失敗することではなく、自分の「やりたい」という思いに不誠実になること
・すると結果として、幸せな人生を手に入れることができた。「やりたいこと」を実践するよう努力し続けていたら、結果を出すことができた。
・ドイツの文豪ゲーテ「知ることだけでは十分ではない、それを使わないといけない。やる気だけでは十分ではない、実行しないといけない」
1 なぜ、あなたの仕事は終わらないのか
「終わらない仕事」は、こうなっている
・Aくん「ラストスパート志向」
なぜあの天才は、トップグループから脱落したのか
・Tくん、天才肌でムラがある
応用問題が終わらないと、テストは終わらない
・仕事は数学のテストに似ている
「なるはや」をやめれば緊張感が生まれる
・アメリカの電車には優先席はない
「余裕を持っておけばよかった」の経済学
・スラック=余裕を持つ。心の中の手術室を一つ空けておく
結局、なぜあなたの仕事は終わらないのか
それでも、あなたの仕事は終わる
・人は2倍以上の能力差がある人にも、時間の使い方次第で勝てる
2 時間を制する者は、世界を制す
その仕事は、本当に間に合うのか?
スマホアプリがアップデートを繰り返す理由
3500個のバグがあっても、世界は変わる
・「兵は拙速を尊ぶ」 windows95
すべての仕事は、必ずやり直しになる
・プロトタイプ(試作品)=多少のバグを無視してとりあえず大枠を作ったもの
石膏像を彫るとき、「眉毛」ぁら始める人はいない
・普通はまず大きく輪郭を荒削りする
・「評価恐怖症」
待ち合わせ30分前に、スタバでコーヒーを飲め
・こうした誤差(アクシデント)による失敗はすべて、締め切り当日がゴールだと思っていることに起因する。
・締め切りの前に締め切りがある
花さえ用意できれば、裏で昼寝してもいい
ルーがなくてもカレーは作れる
・ビル・ゲイツ 複雑な問題をいくつかの独立した問題に分けるのがとても上手
・デカルト「困難は分割せよ」
・ビル・ゲイツ「その問題とこの問題は独立している」とよく言っていた。
「出勤前の服選び」で疲れてどうする
・世界の偉人はいつも同じ服を着ている
・心理学では、決断や意思決定をする際に減少する気力のようなものを「認知資源」という名前で呼んでいます。
・服に気を遣う必要なあまりない
ビル・ゲイツの意思決定は光速
現在の「右クリック」の概念は、こうして生まれた
時間を制する者は、世界を制す
3 「ロケットスタート時間術」はこうして生み出された
何としても宿題を終わらせて海に行きたかった
・夏休みの宿題を光速で終わらせる
・読書感想文は意味がわからなかったのできつかった
・2週間で終わらせ、残りの3週間遊んで過ごす
・小4の夏休み
予習は、最強の時短になる
・授業に集中する
本当は受験勉強さえ効率化できる
・大学受験をスルーするために付属高校の受験をする
タイムマシンを作るのに漢字は要らない
余った時間で、好きなことに打ち込む
・高校2年 コンピュータを買ってもらう
・プログラミング 最初はちんぷんかんぷん 何度も何度も書き写しているうちに 突然「悟る」
・大学受験がないのでのびのびと好きなことに打ち込めた
嫌なことをやりたくなければ効率化するしかない
・毎日学校が終わったら南青山のアスキーに行ってアルバイトでプログラミング
言葉で説明できなければ、先に形にしてしまえ
。CANDYで1億円
・私にとっては、お金を得ることもいい暮らしをすることも重要なことでは一切なく、好きなことを目一杯できることのほうが、よほど大切なので存在を忘れていた。
企画を早く形にした者がチャンスをつかめる
・1990年 95のデモ
4 今すぐ実践 ロケットスタート時間術
100人に1人もできない「あること」とは?
・ロケットスタート時間術
・「常に締め切りを守ること」
「ラストスパート志向」が諸悪の根源
・「締め切り=努力目標」ではない。
まずは「締め切りは絶対に守るもの」と考える
・上司から「これ10日でやっといて」と言われたら、
①2日間、見積もりのための調査時間をもらう
②その2日をロケットスタート期間として使い、2日で「ほぼ完成」まで持っていく
③万が一、その2日で「ほぼ完成」まで持っていけなかった場合、スケジュールの見直しを交渉する
スタートダッシュで一気に作る
・手を動かしながら考える 可能な限りのリスクを排除する
・残りの8日で仕事の完成度を高める
・心地いいほど完璧なスラックの獲得
見積もるには、とにかくやってみることだ
・取り掛かりの時期を前倒す。すぐに取り掛かる。
徹夜は仕事がノッているときにしろ
・手を動かしながら考える 手を動かせば頭も動く
・2日間は完全に現世から離れ、3日目に戻ってくる
仕事は最速で終わらせてはいけない
・スラックの確保こそ最大の鍵
集中力の秘密は「界王拳」
どこまでも2:8の法則で仕事をする
・4時から6時半までの静謐な時間
・この1日の最初の2時間半で、1日のメインの仕事の8割を終わらせる。
・午前中にメインの仕事をほぼ終わらせる
最強の昼寝は「18分」
午後は気楽に「流し」で働く
・メールの返信やスケジュール調整、資料の閲覧など
朝が最強である3つの理由
・タスクリストにチェックを付けられるかゲーム感覚
結局、ロケットスタート時間術とは何なのか
・最初の2日間は「世捨て人モード」
5 ロケットスタート時間術を自分のものにする
長期の仕事は縦に切る
・例えば本の出版1年
①原稿の執筆→5ヶ月
②その修正→3ヶ月
③著者と編集者のチェック・印刷工程→4ヶ月
・次に3つの仕事を、さらに縦に3つに切り分ける
・最後にこれらの仕事を、さらに10日~2週間程度の小さな仕事にまで切り分ける
・このように長期の仕事は小さく切り分け、各々にロケットスタート時間術を仕掛けていく
「並行して進む仕事」は1日を横に切る
・例えば本3冊の編集
・1日を朝・昼・晩4時間づつ分ける(仮眠を挟むのがベスト)
・絶対マルチタスクをしない
・理想は大きな仕事は1つだけにして、その大きな仕事が終わった後に次の大きな仕事
大きな仕事と小さな仕事が並行している場合
・火曜日締め切りのメルマガの執筆は木曜日
それでもうまくいかなかったら
・ますは1時間早く出社してみる
・人がある習慣を身につけるには平均して66日かかる
あなたの仕事は規則を守ることではない
・清掃員ジョー
ほかの人の仕事が遅れたら「モックアップ」を作る
結局、まず仕事が来たら
6 時間を制する者は、人生を制す
目的があれば、勉強はやたすい
・勉強ではなく調べる
・プログラミング「やりながら覚えた」。必要なものだけを調べて、実際に作る。
・勉強はあくまで手段であり、それ以前に何かやりたいことがなければとくに必要ない
崖を飛び降りながら飛行機を組み立てろ
・何かの実践のために知識が必要な場合、知識はやりながら覚えていくべき
勉強しなくても英語を話せるようになる方法
・読みたい洋書は辞書を片手に読めばいい
集中しなきゃいけない仕事なんかするな
・それは、「自分が本当にやりたいことを見つけろ」という、とても単純な話です。言い方を変えて「わがままに生きろ」でも「自分に正直に生きろ」でも「本能にしたがえ」でも良いのですが、結局のところは「一度しかない人生、思いっきり楽しもうぜ」という話です。
・天職=運命で定められた、天から授かった好きで好きでしょうがない職業
何を基準に「自分に適した職」を選ぶべきか
運だけではない「姿勢」の重要性
・「タダ働きでいいので仕事させてください」
・アラン・ケイ「未来を予測する最善の方法は、それを発明することだ」
やりたいことには思い切って飛び込む
冴えたアイデアを生む思考とは
・何かをやりたくて仕方がない人にとっては、企画なんて泉のように湧き出てくるはずです。だって、あなたは現在の世界・生活に満足していますか?満足していないからこそ、何かやりたいことがあるはずです。だとしたら、そこにこそアイデアの種が膨大に埋まっているわけです。
今の環境で夢に近づく方法
・「1ヶ月タダ働きさせてください」
・「必要は成功の母」。必ず解決策は存在する。徹底的にその分野の本を読み込む 或いは その分野で成功している人にヒアリングを重ねる すると必ず解決策があなたの目の前に現れます。
・「無理だ」という人の多くがじつは、そのことについて実際にはほとんど何も調べてもいないし、考えてもいない人だということを、強く心に刻み込んでください。
やりたいことが見つからないなら先人に聞く
・「あなたの話を聞きたいです。お好きなお店で奢りますから、ぜひ話を聞かせてください」
MBAで学べることより大切な、たった一つのこと
・大切なのは共通の目的を持った者同士が集まったかどうか、それだけだった
・人の人生にとって一番大切なのは、自分の好きなことをやるかどうか、やり続けることができるかどうかだというシンプルな答え
・自分が幸せになれる行動をしないと、人は幸せになれない 幸せを恐れるか否か
時間を制する者は、人生を制す
・嫌なことを速攻で終わらせる
・人生だ生涯だと大きく言ったところでそれは結局、今からの1分1秒の積み重ねでしかないのです。
結局、本書の真の目的とは何か
あなたが寝る前にやるべきこと
・明日やることのタスクリストを作ること。
★重要なのは15分程度で終わる単位の仕事に分けること
・タスクリストがあると仕事にリズムが生まれる
・仕事のリズムとは、つまり1つの仕事を終えるごとにリストにチェックがついていく快感
・このリズムが「仕事を追っている感覚」をもたらす。仕事に追われていた今までとは180度違う感覚