マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

【読書メモ】中島聡『結局、人生はアウトプットで決まる 自分の価値を最大化する武器としての勉強術』 (実務教育出版 2018年)

はじめに

・ブログ記事が名刺代わりになっている

chapter1 結局、アウトプットが最強の武器である

さあ、本当のアウトプットを始めよう

・求められるアウトプット「情報に自分なりの解釈を加え、わかりやすく伝えること」

アウトプットの継続が、あなたをブランドにする

ウォークマン 大賀典雄 テープレコーダーの音質にクレームをつけたのがきっかけで入社 盛田昭夫井深大
プレイステーション 久夛良木健 
・続けることでじわじわと価値が上がる

ブログをやるなら、実名をさらせ

アメリカ「匿名でなければ書けないことは、読むに値しない」「正々堂々とした意見や主張でないと受け入れられない」という文化

人生は、あなたが思う以上に短い

・「もし今日があなたの人生最後の日だとしたら、今日やる予定のことをあなたは本当にやりたいか?」スティーブ・ジョブズ スタンフォード大学卒業祝賀スピーチ

アウトプットにリスクなんてない

日本人のアウトプットに圧倒的に足りない2つの要素

アメリカ、プレゼンテーションとディベートの授業 論理的な思考とその思考プロセスをわかりやすく説明するコミュニケーション能力

高速で回る大縄跳びに入るには

根っからの作文嫌いだった私が、書くことに夢中になれた理由

・そもそも、文章とは感想や感情ではなく、「情報を伝える道具」。読書感想文は目的が不明。
・つまり、作文の授業で子どもたちに出すべき課題は、本を読んだ感想ではなく、「ランドセルとは何か、見たことがない人に説明する文章を400字以内で書け」といった、情報を伝える描写力を求める内容であるべき
・『理科系の作文技術』求められるのは「情報の伝わりやすさ」
・文章はつまるところ、道具なのです。道具だと思ったら、テクニックや感情は抜きにして、とにかく理路整然とわかりやすく書けばいいのです。
・「可能なかぎり正確かつ簡潔に情報を伝えること

ハマれることを見つけ、夢中になろう。それが熱を生む

・「この情報を伝えたい」という「熱」はあるか?

chapter2 すべては「書くこと」から始まる

私の文体を劇的に変えた3冊の本

①『理科系の作文技術』(中公新書 1981年)
②『頭の良くなる「短い、短い」文章術―あなたの文章が「劇的に」変わる!』(三笠書房 2005年)
③『文章表現400字からのレッスン』 (ちくま学芸文庫 2001年)
・「自分にしか書けないことを、誰にもわかるように書く

ステップ1 「テーマ」を決める

・自分の好きなこと

あなたにとっての「イースト菌」は何か

「100歳まで子どものまま」が最強

あなたにも必ず「永遠」のキャッチコピーがある

・「永遠のパソコン少年」

自分では気づかない「好きなこと」の見つけ方

・「ベーシックインカムが導入されたら、あなたは何をするか?」

書くことが思い浮かばなければ、心の声に耳をすまそう

ステップ2 「読者」を決める

・一文で伝えることは一つ。
★「たとえ話」
・読者に読んでもらう文章

ステップ3 「書く場所」を決める

読者がほしいのは名文じゃなく「明文」だ

・先に結論

結局、アウトプットが最強の情報収集である

アウトプットは仮説でOK

インプットの極意は「当事者意識」にあり

インプットは好奇心が命。ふだん自分がしないことをする

段落は、読者への「愛」である

・一つの段落で伝えたいことは一つに絞る
・「あれ・これ・それ」指示語の多用は駄目

常に正しい情報リテラシーを持ち続けるために

chapter3 「書く」を深めて自分をプロデュースする

メディアの構成は「東洋経済オンライン」に学べ

私の初期のブログからわかること

アウトプット実践編。 200字で解説してみよう

・読書感想文ははっきりとした目的がないから駄目

中島式 超・文体修行

ビジネスメールや文書はこう書く

chapter4 「話す」アウトプットで相手を一気にファンにする

私の考える「良い会話」とは

「聞く:話す=7:3」
「わかります」「そうなんですか?」
相手が求めているのは共感→「ほんと、ヒドいよね」

初対面の話題に天気はいらない

人に話すことが最高のインプットになる

興味のある分野が同じ人との対話が思考のイノベーションを生む

・自分の中でモヤモヤとしているものを人に話してみると、意外なインプットが得られる可能性が十二分にある。

chapter5 「話す」を深めて自分の価値を最大化する

世界的企業のCEOはアウトプットも超一流

★経営者のビジョンが一番大事

聡くん、ユーチューバーになる

・テストとしてのアウトプット

文章でも動画でも、伝え方の本質は同じだった

プレゼンと講演の良し悪しは「おみやげ」の質で決まる

プレゼンの主役はスライドではない。あなた自身だ

すべてのプレゼンターは「プロフェッショナル」 たれ 私が人前で話すときに注意していること

最高のプレゼン資料の作り方

改めて、「良いプレゼン」とは

ジョブズはなぜ、プレゼンの神であり続けるのか

・初代iphone発表時のプレゼン

中島式「ツカミ」の技術

つまるところ、プレゼンとはジャズである

みんなが一番知りたい「続ける」技術

chapter6 みんなが一番知りたい「続ける」技術

アウトプットが続く人、続かない人の違い

自分で自分のプロデューサーになる

ファンとの交流が継続の最高のモチベーション

「いいね!」は人のためならず

炎上との正しいつき合い方

・撤回も謝罪もしない

「面の皮」は厚いに越したことはない

・毅然としていればいい

あとがき

・アウトプットすることで勉強し続けることができる
 
2/6読了
◆要約:書くこと、話すことの技術。
◆感想:思っていた内容と違った。文章術の部分はためになった。
求められるのは「情報の伝わりやすさ」
「可能なかぎり正確かつ簡潔に情報を伝えること」
「自分にしか書けないことを、誰にもわかるように書く」
あと会話術の部分もためになった 相槌の重要性 共感を示すことが大事。