このブログエントリを読んで、
- 援デリの少女たち
- 彼女たちのワリキリ
- デフレ化するセックス
の三冊を読んだ。
去年から「お金」と「幸せ」についてずっと考えていたから非常に興味深く読めた。
フラット化による先進国の不況は不可避。
「お金は無くとも幸せ」に価値観を移行しないと大多数が不幸になる。
それを阻む障害が二つ。
- 相変わらず消費を煽るメディア
- まだ高止まりしている家賃
この二つの問題を読んでいて常に感じた。もう一つ付け加えるなら高すぎる学費。
本の中に、ブランド物を少しは持っていないと友達にハブにされてしまう、という女子高生のエピソードが出てくる。
山本七平は、空気は現前性によって生まれ、現前性によって変わると言った。
この消費社会という価値観を塗り替える現前性の出現を期待し、自分もそれを模索していく所存。