マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

2014-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書メモ】2014年に読んで面白かった本

増補 広告都市・東京: その誕生と死 (ちくま学芸文庫)作者:北田 暁大筑摩書房Amazon大変影響を受けた。ボードリヤールの消費社会論を80年代東京に当てはめた本。 ずっと漠然と感じていた、「生き辛さ」の正体が解った気がした。 街自体が広告になっており、…

【読書メモ】2013年に読んで面白かった本

2013年に読んで面白かった本を2014年の暮れにまとめる。これくらい、精神の余裕に時差がある。秋葉原事件 加藤智大の軌跡 (朝日文庫)作者:中島岳志朝日新聞出版Amazon 動物化するポストモダン オタクから見た日本社会 (講談社現代新書)作者:東 浩紀講談社Ama…

カステル3「インターネットの銀河系」(2001)

eビジネスとニューエコノミー(クリントン時代) 今井賢一「情報ネットワーク社会」(1984)企業論 米倉誠一郎「経営革命の構造」経営学 「ネットワーク組織論」今井/金子郁容 金子郁容「ネットワーキングへの招待」ボランティア論 「ボランティアもうひとつ…

大家と不動産屋をぶん殴りたい。

コンビニで買い物した時、店員さんが「ありがとうございました」と言ってくれる。 そして俺は「どうもー」と言ったり、会釈をしたりする。 ラーメン屋でお会計の時、「ありがとうごいました」と言ってくれる。 そして俺は「ご馳走様でした」と言う。 美容院…

Manuel Castells(1942-)2

「インターネットの銀河系」(2001) 「都市・情報・グローバル経済」 「The Information Age」 「社会情報と福祉国家」フィンランドモデル インターネットは情報のパワーを分配する。 ネットワークは、情報時代の組織形態。 ネットワークは、垂直的な企業と…

7円足りなくてししゃもが買えなかった。

290円持っていた。 180円のししゃも。 95円の山崎ロールケーキ(モカ)。 合計275円。 消費税入れて297円。 7円足りなかった。 ししゃもを100円の小魚アーモンドに替えた。 ししゃもが食べたかった。 泣きながらスーパーから家路につく。

メディアの社会学 2

新たなメディアの効果理論をめぐって 1.メディアとコミュニケーションによる説得効果研究 C・I・ホヴランド「コミュニケーションと説得」(1953) (1)送り手の信頼性 (2)メッセージ提示の方法 ・強いおどしは反発も招き、効果が薄い。弱いおどしが一番効果が…

オルソンの続き。資源動員論。

「資源動員と組織戦略」68年革命 「社会運動の社会学」 第2章 A 小集団の凝集性と有効性 ・比較的小さな集団ほど、その有効性が高い 会議=小規模の指導者集団 活動的部分集団は平均6.5人 倍を超えると収集がつかない 議員の委員会5-6人 ・数千人の株主をもつ…

佐久間裕美子「ヒップな生活革命 (ideaink 〈アイデアインク〉)」

ヒップな生活革命 (ideaink 〈アイデアインク〉)作者: 佐久間裕美子出版社/メーカー: 朝日出版社発売日: 2014/07/11メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (10件) を見るブルックリン サンフランシスコ ポートランド zinブーム 危機をきっか…

マツダ先生 無縁社会とは何か?スエハラさん。 インド30歳から死ぬ準備。 >>NPO、NGO、ボランティア 連歌の共同性 emergent 創発性 多様な性 ニシキさん。 差異が目立ってしまう。フーコー 戸籍、結婚。 1/9最後

シチュー的な匂い

12月だから17:40にはもう暗い スーパーからの帰り道 いつもより遠回りして 歩きながら考え事をする 家々から、うちでは考えられないような 夕餉のいい匂いがする シチュー的な?いやわからない 自分では考えつかないような料理かも 今日はウチはハマチのお作…

メディアが作り出す「現実」

クロスオーナーシップ 国境なき記者団 報道の自由度59位 1.社会学における「現実reality」論 人間を取り巻く世界の無限の多様性 「われわれは、ある視点から「現実」を切り取り、それを「意味付ける」ことで世界を把握する」 「人が状況をリアルと定義すれば…

Mancur Olson(1932-1998)

マンサー・オルソン 制度派経済学 市場の失敗から制度的要因を強調 (私的所有、税制、公共財、集合行為などへの適用) 「The Logic of Collective Action Public Goods Theory of Group」(1965) 「集合行為論−公共財と集合理論」 第一章 集団と組織の理論…

「一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服」政近準子

一流の男の勝てる服 二流の男の負ける服作者: 政近準子出版社/メーカー: かんき出版発売日: 2013/02/20メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (3件) を見る妥協した服で毎日を過ごせば、人生そのものに妥協が生じる。 「その人の服装が果た…

白井聡「永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04)」

永続敗戦論――戦後日本の核心 (atプラス叢書04)作者: 白井聡出版社/メーカー: 太田出版発売日: 2013/03/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (47件) を見る私らは侮辱のなかに生きている 「ミネルヴァのフクロウは夕暮れ時に飛び立つ」。われわれは、「戦…

イトウ先生 1999年 男女共同参画社会基本法 一人当たりGDP20位 昔は1位 女性役員0.9% 2011年 >>女性はもっと起業して 家族主義のパラドクス。 昔話おじいちゃん、おばあちゃん 孫育て、地域で子育て 70-80年代、年収が5倍増える。 年金制度、税制。 1985年 …

鈴木涼美「身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論」

身体を売ったらサヨウナラ 夜のオネエサンの愛と幸福論作者: 鈴木涼美出版社/メーカー: 幻冬舎発売日: 2014/11/26メディア: 単行本この商品を含むブログ (16件) を見る「気づけば世の中のオトコというのは、オンナ「が」好きになる人と、オンナ「を」好きに…

マニュエル・カステル

Manuel Castells(1942-) バルセロナ 反ブランコ運動→国外に脱出 パリ大学(アラン・トゥレーヌの影響) 初期はマルクス主義的な都市社会学理論 (New Urban Sociology) 後期は情報都市論へ転換(フローの空間、ネットワーク) 60年代 先進各国は福祉国家…