マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

2018-11-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書メモ】平井玄『現代思想選集 路上のマテリアリズムー電脳都市の階級闘争』(社会評論社 1986年)

現代思想選集Ⅰ 路上のマテリアリズムー電脳都市の階級闘争作者:平井 玄社会評論社Amazon路上 TシャツとGパンとバスケットシューズを身に着けて古代唯物論の世界へと降りたっていた 火と水と石と木の世界ーすなわち、 火炎ビンと放水っと投石とゲバ棒の街頭へ…

【イベントメモ】外山恒一×白井聡「永続敗戦と全共闘以後ーー外山恒一・十番勝負『全共闘以後』刊行記念対談」

五反田ゲンロンカフェ すが秀実と笠井潔 外山 議会に何も期待していない 白井 3.11以後、どんな方法でも全方位でやらねばと思った 共産党はなぜ68年に加わらなかったか? まだ無理だと思っていた。 熱狂と冷静さと。 革命の条件。天の利、地の利、人の利。 …

【読書メモ】外山恒一『良いテロリストのための教科書』(青林堂 2017年)

良いテロリストのための教科書作者:外山恒一青林堂Amazon「あの青林堂」 反"管理教育"活動 "自作自演インタビュー"形式 目次 ファシスト=右翼版のアナキスト DVで2年投獄 呉智英 フランス革命 右翼−立憲君主制(イギリスのような)を主張 左翼−共和制を主張…

土曜日半ドン

土曜日半ドンで 夏みたいに暑くて 野球帰りの少年が自転車二人乗りで 駄菓子屋に寄ったら それは、平和の完成か?

【読書メモ】安田浩一『「右翼」の戦後史』(講談社現代新書 2018年)

「右翼」の戦後史 (講談社現代新書)作者:安田 浩一講談社Amazonプロレタリアートの前衛たる左翼に対して、右翼を「民族の触角」と表現したのは、民族派の重鎮として知られた野村秋介だった。時代への感受性と、危機に直面した際の順応性を、野村は火事場の半…