マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

2017-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【読書メモ】篠原雅武『空間のために 遍在化するスラム的世界のなかで』(以文社 2011年)

空間のために 遍在化するスラム的世界のなかで作者:篠原 雅武以文社Amazonはじめに 「1989年に、フェリックス・ガタリは、人間の生活世界が文字通り悪化の一途をたどっていると述べた。ガタリがいうのは、家庭内の生活がマスメディア消費によって蝕まれ、夫…

【読書メモ】いがらしみきお『誰でもないところからの眺め』(太田出版 2015年)

誰でもないところからの眺め作者:いがらしみきお太田出版Amazon怖かった。 読後、現実の日本はここまで酷くはないだろうと思ったが、 だんだんと思い直した。現実にここまで酷い。 例えば、相模原事件。 格差社会。介護問題。 認知症とは何か? 問われるコミ…

【講演メモ】山極寿一、國分功一郎「芸術は何処へ?」

京都府立文化芸術会館 山極先生 夜→昼 嗅覚、触覚→視覚 目の高さ 群れ 知識の共有 熱帯林で食物を探す 原初の感性 果実は食べて欲しい 果肉はお礼 色 群れ 喧嘩を起こさない ボノボ ゴリラ 分配社会 700万年前 熱帯林を出る 直立二足歩行→脳が大きくなる 捕…

【読書メモ】宮沢章夫『NHK ニッポン戦後サブカルチャー史』(NHK出版 2014年)

NHK ニッポン戦後サブカルチャー史作者:宮沢 章夫,NHK「ニッポン戦後サブカルチャー史」制作班NHK出版Amazon42万人の進駐軍 1956 表参道「キデイランド」「オリエンタルバザー」 青山通り「紀ノ国屋」「ピーコック」 1956 「アメリカングラフティ」「バック…