「資源動員と組織戦略」68年革命
「社会運動の社会学」
第2章
A 小集団の凝集性と有効性
・比較的小さな集団ほど、その有効性が高い
会議=小規模の指導者集団
活動的部分集団は平均6.5人 倍を超えると収集がつかない
議員の委員会5-6人
・数千人の株主をもつ大企業は経営陣の自律性が高い
ホマンズの研究:文明も部族、集団レベルで結合
小集団には、失敗しないように努力する誘因
B 伝統的理論の諸問題
・小集団研究の精華は大集団に適用できない。
ゲマインシャフト→ゲゼルシャフト
コミュニティ→アソシエーション
構造的分化↔大規模集団は、集合財のために組織されない。
C 社会的誘因と合理的行動
・名声。尊敬・友情などの社会的・心理的誘因
社会的な地位や評価は、個別的な非集合財
(選択的誘因が潜在的集団を動員する)
小集団の中では社会的誘因が有効
非利己的貢献も大規模集団では認識されない
第3章 労働組合と経済的自由
A 労働組合における強制
非集合的社交的便益の供給に有利
→大規模組織になると
組合員資格やストライキの支持は強制的に
(ユニオンショップ→クローズドショップ)
組合拡大期には暴力の発生が顕著だった。→暴力性の発生。→スポーツ(マンチェスター)
・保険の提供(互助共済)
→小集団の強みはなくなっていく。
B 労働組合の発達の理論と現実
・1897-1904年の背泳の時代に組合員は4.6倍に 強制的組合員資格制
・1937年のワグナー法:「団体交渉」を目標にする。
過半数の支持により、被雇用者全員について交渉。
・戦時の過剰雇用+政府による
組合委員維持の強制→組合員の増大
「政府が社会運動を取り込んでいく」