マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

【講演メモ】IDEC横浜起業チャレンジセミナー@横浜市中央図書館

■創業のための基礎知識と心構え 講師:IDEC横浜 経営相談員 迫田毅さん

・IDEC横浜=横浜企業経営支援財団 中小企業支援法に基づき、横浜市長から指定を受けた市内唯一の「中小企業支援センター」として、中小企業等の経営基盤の安定・強化をはじめ、経営革新、新事業創出、創業の促進を図るための、総合的かつ継続的な支援事業と産業関連施設の管理運営を実施し、横浜経済の活性化と地域社会の健全な発展に寄与することを目的とした公益財団法人。
・財団法人 鶴見会館、財団法人 横浜工業館、財団法人 横浜市金沢産業振興センター、財団法人 横浜市中小企業振興事業団が統合し、財団法人 横浜産業振興公社として発足。財団法人 横浜産貿ホールを統合

1.創業前に考えておくこと

・創業=手続きとしては、税務署に所定書類を提出するだけ A.個人事業→開業届 B.法人→法人設立届出書
・創業5年で半分以上倒産・廃業 理由の大半が売上不振 
・創業する理由を突き詰めて、覚悟に変えること 掘り下げて、具体的な数値目標に落とす
・①小さく初めて大きく育てる 最初から大規模投資しないこと ②複業 決して事業/収益源を1つだけに限定しないこと 今の仕事を続けながら、始めてみる

2.支援制度の活用方法

・①情報収集 ミラサポplus(経産省中小企業庁)、J-Net21 START UP PORT YOKOHAMA 創業手帳
・②経営知識③事業計画 上記+youtubeストアカ、Schoo
横浜市創業支援等事業計画
・④資金準備 a)制度融資 b)日本政策金融公庫融資 c)民間融資
横浜市の創業融資 日本政策金融公庫の創業融資 
横浜市創業促進助成金 助成率1/2(最大20万円まで)
・⑤何かこまった場合 →一人で悩んでも時間の無駄 IDECなどに相談
・神奈川県よろず支援拠点 横浜商工会議所 中小機構

3.事業計画

・ビジネスモデル=図式化
・ビジネスモデル作成 SONY StartDash
・資金計画 費用見落としがないこと 多めに見込む
・創業計画書 日本政策金融公庫 創業理由 創業者経歴 販売商品・サービス 購入して貰える理由 ターゲット顧客・販売戦略・競合分析 販売予定先・仕入先・外注先 人員計画 借金の状況 資金計画 1年後の事業見込み 自己PR

4.創業時の事業形態・手続き

・課税所得金額
・個人事業か法人か 課税所得金額900万円が分かれ道
・消費税 売上1000万円を超えた2年後から。→法人化するとリセットされる。さらに2年後。 
・株式会社か合同会社か 初期費用、株を発行できるか否か
・許認可に注意 法人設立支援サービス マネーフォワード、freee

5.起業を意識したらやっておくべきこと

・今の会社からノウハウを盗む
・自分の「好き」「嫌い」を理解する。「嫌い」は外注にだす。
・応援してくれる「仲間」を増やすこと
・「自身の選択」の結果が現状であることを認識すること →何事も人のせいにしない
・体が資本 健康第一
・IDEC ワンストップ経営相談窓口 無料

■金融機関から見たポイント 講師:日本政策金融公庫 横浜支店 国民生活事業 上席課長代理 藤原亜希さん

1.日本政策金融公庫の概要

・119万先 平均1000万円

2.日本公庫の創業支援

・新規開業資金 事業開始後7年以内 創業支援
・創業ホットライン
・事業継承マッチング支援で事業売却も出来る
・各種セミナー

3.創業計画書の作り方

・創業計画書(ビジネスプラン)は借り入れのためだけではない
・①協力者(出資者、金融機関、取引先)のため
・②自分自身のため 自分が考える事業構想を整理し、事業化するための課題と「やるべきこと」を明確にする
・ここでも、「小さく生んで大きく育てる」という発想が大事
・相談にのってもらえる
 
◆感想:いろいろ支援がたくさんあることがわかった。