マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

【イベントメモ】田中康夫車座集会@南区大岡地区センター

・今後の日本の人口構成
新党日本 郵政民営化反対
・中抜きビジネス
新自由主義
★空き家問題 住宅と更地の固定資産税の違いが原因
・市役所 林文子2期目 反対派の市役所幹部40人近くが一斉に閑職に追いやられる事件
・眠度 みんど 眠っている市民
ハローワーク職員の7割が非正規というブラックジョーク
・役人に初心を取り戻してもらう 仕事の誇り 感謝されること 人間の体温を取り戻す
横浜市政観察の森 youtube
都筑区 草間剛市議
小選挙区制が諸悪の根源
・横浜 コミュニティが希薄
・長野県 介護 タイムケア事業
・ITこそ中抜きビジネス 横浜市ICカード型敬老パス なぜ読み取り機が別々なのか? 交通課と福祉課の縦割り行政
・要支援を見過ごす地域包括ケアシステム 要介護になって初めて動く 
飛鳥田一雄市政というよりも、高秀秀信時代のディーセントな保守の時代に戻す
・東京 各区のコミュニティバス
・郵便局の劣化
・横浜の財政 利息払い1日1億円
★緊縮財政/MMTの不毛な二項対立ではなくて、ほどほどの財政規律は必ず必要。放漫財政では駄目。
・映画『あしやのきゅうしょく』
・予算書 215と2150 単位が百万円、千円 細かなところでの刷り込み 洗脳
 
資料
・東京生まれ、長野育ち。
横浜市 人口370万人 予算3兆9000億
・イギリス首相 保守党(サッチャーの党) リシ・スナク フルブライト留学生 ゴールドマン・サックス 42歳
・リズ・トラス ロイヤル・ダッチ・シェルシンクタンク 47歳
・ハマ弁 パソナ系列の業者
・新しいケインズ 地元の業者に仕事を振り、循環させる
・マスターアーキテクト 都市計画 景観問題
宇沢弘文「社会的共通資本」
・「地方自治法を一行も読んでいないから、田中康夫田中康夫たり得る」「敢えて法律を読まずに寧ろ自分の勘を大切にし、一生懸命に暮らしている人の姿を見ながら政策を考え、既成概念や固定観念から自由である」松島提示泰阜村前村長
・「政官業の利権分配トライアングル」に御用学者と報道機関を加えた「政官業学報の現状追認ペンタゴン
・おばちゃん感覚 「男は黒か白かのゼロサムの発想。女はもっとファジーで、ディティールに拘る。」
・「パブリック・サーバント」という基本原則
・「企業対政府間取引BtoG」=「中抜きビジネス」行政 あえて仲介者をつくる
・小泉「官から民へ」という巧言
・『なんとなく、クリスタル』「なんとなく」=山本七平のいう空気
・公務員の「初心」 人に喜ばれること という 基本
・「公」と「官」
フレデリック・ワイズマン監督『ボストン市庁舎』 ↔ 横浜市役所 32階建ての超閉鎖的なインナーサークル
・「由らしむべし、知らしむべからず」の曲解
・「連帯を求めて孤立を恐れず」→「自律に根ざし連携を拒まず」
・水道民営化 コンセッション方式の恐怖
・2021年4月の誕生日から横浜市民になる。
浅田彰 伯父浅田孝 「こどもの国」
・「われわれは県民から先にお代を頂戴する総合サービス産業だ」
・『なんとなく、クリスタル』1980年 高度消費社会 セゾン文化
・「たまらなく、AOR」アルバム・オリエンテッド・ロック、もしくはアダルト・オリエンテッド・ロック
横浜市 高齢者の3人に1人が独居老人
・ディーセント 慎み深い ほどほどな
・ドラマがないのが我々のドラマ という世代 金妻世代
山縣有朋 「大逆事件」冤罪捏造の黒幕
・ブラジル大統領選 ボルソナーロ→ルーラ
 
◆感想:田中康夫さんの車座集会に参加してみたがなかなか面白かった。
20人近く集まり、一人一人簡単な自己紹介と最近の関心事を話して、それに田中さんがコメントしていくというスタイル。
南区近辺の方の様々なお話が聞けて興味深かった。
色々あったが、街の高齢化と介護問題、それに対する公的支援の不足が深刻なのだなと感じた。ゴミ屋敷に住む独居老人など。
田中康夫さんは、軽妙洒脱でフランクな方という印象。
資料を読んで宇沢弘文先生の「社会的共通資本」の思想を政治理念にしているのだなとわかった。
浅田彰さんとの連載対談で示されているように、国際問題を含めさすがの見識だが、既存勢力を破って選挙に通るのは至難の技だろう。
ディーセントな高秀秀信時代の市政に戻していくというスローガンが自分には一番響いた。
横浜市の予算は3.9兆円。選挙の結果はどうあれ、市民が市政を監視していくことは変わらず必須なので、
その点でも、本日はいろいろな情報を知れてためになった。