目次
- 第08回 書くスキル① : 説明文を書く
- 第09回 書くスキル② : 文体と論理
- 第10回 考えるスキル② : 言えることと言えないこと
- 第11回 考えるスキル③ : 考えを導く方法
- 第12回 レポートを書く① : 論点の整理まで
- 第13回 レポートを書く② : 調べる・考察する
- 第14回 実践のスキル : 自己添削の方法
- 第15回 これからも、日本語を書こう
- ◆感想:
第08回 書くスキル① : 説明文を書く
第09回 書くスキル② : 文体と論理
1.起承転結の文章
・起承転結=4コマ漫画
・逆三角形型の文章→大づかみの理解からはじめて段々細かな争点へ入っていく
・三角形型→まず結論から書く
・論文→序論、本論、結論 これはいまいち → 起承論結 転を無くして一直線
・序論、結論は、はじがき、あとがきではない
・土器=料理の鍋
第10回 考えるスキル② : 言えることと言えないこと
1.知っておきたい論理の話
①命題=~ならば~である 例:人間ならいつか死ぬ ○
②人間でないならいつまでも死なない ✕ 裏命題
③いつか死ぬなら人間だ ✕ 逆命題
④いつまでも死なないなら人間ではない ○ 対偶 逆にして裏にする
・逆必ずしも真ならず
第11回 考えるスキル③ : 考えを導く方法
1.推論のタイプ
2.帰納―ボトムアップの現実主義者―
・経験則 個別から一般へ
・自然観察から規則性、法則性を導き出す
・注意点:正しさは証明できない → ブラックスワン理論 早まった一般化&「不適切なサンプリング」の危険
3.演繹―トップダウンの合理主義者―
・一般から個別へ 数学の公式など
・注意点:一点突破の誤謬の危険 ネットのニセ情報など
4.アブダクション(推理)―想像力と仮説で推理する―
・日常でも普通に推理、推測する
第12回 レポートを書く① : 論点の整理まで
1.初めが肝心[テーマとタイトル]
・レポート=自分で立てた問に自分で答えを出すこと
・レポートを書くプロセス
課題が与えられる
↓
テーマを決め具体的なタイトルを考える
↓
知りたい・考えたいこと (問題意識)
↓
気になる点 (観点の整理)どういう角度から
↓
調べる (調査・先行研究)
新聞の記事などを調べる →図書館機能
これまでの研究・文献を調べる →図書館機能
自分で材料(データ)を集める
↓
考える (考察)
↓
まとめ (結論)
・レポート=✕感想文・意見文 ○説明文 主観的であるよりは客観的
・たかがタイトル、されどタイトル とにかく具体的に
・タイトル→問題意識→観点
第13回 レポートを書く② : 調べる・考察する
1.何を調べるか―図書館機能を活用しながら―
・他人の頭を借りる ほとんどのことはすでに調べられている
・放送大学付属図書館のサイト リモートアクセス
・聞蔵=新聞検索 cinii=学術論文
第14回 実践のスキル : 自己添削の方法
・同じ助詞の連続をなるべく避ける
・だが→であり
・1つの文に4つの内容が入っている 文が長過ぎる
・なるべくわかりやすくシンプルにする
・非情に とか言う必要ない
・文の始まりと終わりの呼応を確認する
・軽い感じで書く
1.文の意味に関するチェックポイント
a.長すぎる文に用心 考えを切り分けること いくつの事柄が入っているか
b.多義表現は解消を
2.文の形に関するチェックポイント
c.1文に「は」は1つ
d.同じ助詞が続かないように
e.その「が」は逆接?
f.ねじれ文に注意 書き出しがあれば、必ず結びも決まってくる 「は」→「である」
g.「もの」「こと」を使いすぎない
h.「のである」は重すぎるのである
3.言葉の使い方に関するチェックポイント
i.支持語に頼りすぎない 「これ」「それ」
j.話し言葉そのままを書かない
k.副詞で強調しない、形容詞でごまかさない 「非情に」 中身そのものを書く
l.傍点は何のために?
第15回 これからも、日本語を書こう
・復習 文章には目的がある 事実/意見
・文体 起承転結 は説明文には不向き → 起承論結
7/21終了
◆感想:
レポートの書き方は為になった。日本語のルールの部分は結局はまだよくわからない。
推薦の参考図書も読んでみたい。