目次
- 1.山﨑樹一郎監督『やまぶき』(2022)
- 2. NNNドキュメント'14 「反骨のドキュメンタリスト 大島渚『忘れられた皇軍』という衝撃」(2014)
- 3.トークショー 山﨑樹一郎監督×小田香監督×藤元明緒監督 MC:荒木啓子(PFFディレクター)
- 冊子 Memories of Oshima Nagisa
2. NNNドキュメント'14 「反骨のドキュメンタリスト 大島渚『忘れられた皇軍』という衝撃」(2014)
・在日韓国人傷痍軍人 爆弾で失明 不公平な戦後補償(国籍条項)
・2000年議員立法『弔慰金等支給法』 戦傷者に400万円、遺族に260万円の一時金が支給 日本人に比べると、スズメの涙
冊子 Memories of Oshima Nagisa
高崎俊夫
・京大法学部 京大同学会副委員長 京都府学連委員長
・明石海人 ハンセン病 『白描』「深海に生きる魚族のように、自らが燃えなければ、何処にも光はない」
・松竹大船撮影所助監督試験に合格 同期に山田洋次
・野村芳太郎、大庭秀雄の助監督
佐藤忠男
・「映画評論」
・城戸四郎 松竹社長
・新宿アートシアターギルド
秦早穂子
・映画輸入業 新外映
・オートクチュール(特権階級の服、というより、手縫いの服)→プレタ・ポルテ(ミシン縫いの大衆化と若い世代向きの服)
・カンヌ映画祭
◆感想:
『やまぶき』
残念ながら自分にはあまり面白くなかった。落石事故も現金強盗も突飛すぎてリアリティーがない。
戦場ジャーナリストが真庭市に住んでいることも不思議。
落石事故の原因を作った刑事がそれを言わずに、無罪放免でお茶を濁すことももやもやを感じる。
主人公の韓国人男性と女子高生が最後に交わるが、それが特になんの化学反応にもなっていないように感じた。
空族の富田監督が推していたが、同じ地方都市ものでも、リアリティという意味で『サウダーヂ』と比べ物にならないように感じた。
サイレントスタンディングを交差点でしているがほとんどが車移動なのであまり見られていないというのはリアリティを感じた。
『忘れられた皇軍』1963年
ストレートで、メッセージが簡潔で伝わりやすい。音楽のジャズがよい。