マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

西村佳哲「自分をいかして生きる」

人の心は曖昧だと思う?
違うんだよ。寧ろ、人の心は常にはっきりしているんだ!
「嬉しい」「悲しい」「飽きた」「あの娘を抱きしめたい」「この仕事もう辞めたい」…
曖昧なのは心じゃなくて頭さ。
「この仕事もう辞めたい!けど、今はタイミングが悪いし…、上司にどうやって切り出せばいいか…、今後の生活は…、やっぱりもうちょっと頑張ってみるか…」
曖昧で複雑だね。


心は人の羅針盤なんだよ。心の針が指す方へ向かえばいいのさ。


TVの紀行物を観ていて、例えばアフリカの子供とか、発展途上国の人々の表情が凄く生き生きしているなって思ったことない?逆に日本人の多くって無表情で目が死んでいるような…印象ない?


これって心に従って生きているか、頭に従って生きているかの違いじゃないかな?


ただ「生きる」ことと、「生き生きする」ことは全く違うんだ。
心に背いて、頭に従って、「上手く」生きることはできるかもしれない。でも、
心に背いて、「生き生き」することは絶対にできないよ。


君が思い悩んでいる時、君の心の声に向き合ってみて。君の心ははっきりしているはずなんだよ。



西村佳哲氏の二作目にインスパイアされて書きました。真面目な書評は今度書くつもりです。

自分をいかして生きる

自分をいかして生きる



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