マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

2007年に読んで、おもしろかった・ためになった本10冊。

2007年に読んで、おもしろかった・ためになった本10冊。

2007年に読んだだけで古い本も混ざっている。殆どが1月と2月に読んだ本で、1と2は12月。なぜそうなったかというと、実際に3月からほとんど本を読まなかったためと、年初から読書リストをつけていたが、2月の段階で三日坊主でやめてしまい、何を読んだか忘れてしまったため。番号は順位ではなく、なんとなくジャンルで分けたのと読んだ時間の順。


1 ウェブ時代をゆく ─いかに働き、いかに学ぶか (ちくま新書)
非常に励まされた。今自分がやってることも、2006年の4月に著者の「ウェブ進化論」を読んだことから始まったとも言えるので、このシリーズが完結した事は感慨深い。どのページを開いても、見開き2ページの中に、なるほどと思うことが必ず一つはある。

2 ウェブは資本主義を超える
タイトルのインパクトが凄い。あと著者の著作権に関する記述はとても共感できる。著作権を制するものが次の中心になれる、とは当にそうだと思う。

3 「黄金の羽根」を手に入れる自由と奴隷の人生設計 (講談社+α文庫)
年金、健康保険、税金、公務員、国家の話。おそらく駄目なんだろうな、と思っていたことを確信に変えてくれた本。何で駄目なのか、シンプルにわかりやすく書いてある。

4 世界にひとつしかない「黄金の人生設計」
少しでも早く経済的独立を達成することが人生の一番の目標。

5 餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?
経営者の一番の仕事は機会損失を最小にすること。節分には豆を売り、バレンタインにはチョコを売り、お花見シーズンには弁当を売り、雨が降ったら傘を売る。ホームランを狙うより、まずこっちが基本。

6 「決定」で儲かる会社をつくりなさい
「決定」すること、これが大事。「決定」したとおりになる。あとスピード。迷ったら「とりあえずやってみる」ことが正解。著者の会社のような体育会系的熱い会社には絶対に勤めたくないが、この本はとてもためになった。

7 俺が、つくる! (中経の文庫)
「今食べている仕事は、2、3年前に考えていた事」正に至言。今考えている事で2、3年後に食べる事になるはず。常に将来のことを考えていなければならない。

8 どん底からの成功法則 (サンマーク文庫)
期待していなかったが、読んでみたら凄くためになった。他の本とは一線を画す、泥臭いビジネス書。全編通して共感。「失敗して大いに恥をかくことは、あなたが果敢に挑戦した証なのです」。

9 社長失格
日本の第一次ネットバブルの雰囲気が良く解った。

10 リスクテイカー (文春文庫)
ヘッジファンドのことが良く解った。小説だから解りやすかった。



2007年は、あんまり本を読めなかったが、ここに挙げた本は全て、とてもためになった。
今年は、もっとたくさん読んで、またいい本にめぐり会いたいです。