マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

2011-01/52 森博嗣「自由をつくる自在に生きる」

自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)

自由をつくる自在に生きる (集英社新書 520C)

自由な思考を取り戻せて良かった。特に5章自分による支配。拘り、決めつけなんかは思い当たり注意しなきゃと思った。
あと常識による支配。マスコミ、その背後にいるスポンサーの都合の為に捏造された常識が多いことに気づく。世間体、空気。マスコミの弊害は大きいように思った。そこがまだマスコミに毒されていない国、マスコミの節度がある国との大きな違いかも。
最近結構自由にやっていて、リカレントの教室でも浮いている感じだけど、それが肯定された感じがして良かった。
 
ここからは本書とは関係ない話。自分は森博嗣に一時期ハマって、S&MシリーズとVシリーズを全部読んだ。S&Mシリーズは大好きで萌絵の魅力はもちろんなのだが、自分は名古屋物としても楽しんでいた。名古屋の都市計画がしっかりした綺麗な街並みのイメージ。ちなみに加納朋子は町田物として読んでいる。本書に著者自身が 「森博嗣の作品は初期ほど面白い」と言われる。だけど気にしていない 旨書いていて気になった。