マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

とても面白かった。自分が一時期感じていた生き辛さの正体の一端が解った気がした。街自体が広告。そこを歩いている人も広告。何もかもが広告。そこでは記号が記号を消費する。これは逃れられない「システム」。逃れようとしても梯子外しのループ。そうだとしても、自分はひろしと同じ憂鬱を抱えながら、奇跡的に「システム」から抜け出す道を探し求めていきたい。

増補 広告都市・東京: その誕生と死 (ちくま学芸文庫)

増補 広告都市・東京: その誕生と死 (ちくま学芸文庫)