【読書メモ】東浩紀 X 北田暁大『東京から考える―格差・郊外・ナショナリズム』(NHK出版 2007年)
東急、西武。渋谷、青葉台。金曜日の妻たちへ。フロリダ州シーサイド。島田雅彦「忘れられた帝国」、宮沢章夫。国道16号線的な郊外。青葉台的な郊外。加納朋子。松原隆一郎。ウィリアム・レヴィット。レヴィット・タウン。芝生と家電。郊外というのはそもそもテーマパーク。大資本が「これこれこういうものが幸せなのだから、あなた達はその通り(消費)しなさい。」ブルデュー「ディスタンクシオン」。「バリアフリーとセキュリティーを考えたら個性ある都市風景は作れないんですよ」職能集団の街。ゴミ出しの倫理。迷宮。「リベラリズムで家族は脱構築できる。でも生殖の問題はどう位置づけるんだろう?」家族の問題。サルトル。家族、ナショナリズムの再帰性。転勤族とニヒリズム。