マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

社会学への招待 イトウ先生
小説の社会学その2
自由・平等・友愛=社会連帯
神が作った「世界」から、人間が作った「社会」の再発見
モンテスキュー「法の精神」(1748)
ヴィーコ「新しい科学」(1725)
歴史の3段階
神々の時代→英雄の時代→人間の時代
↑       ←      ↓
循環する。
 
1.A・コント(1798-1857)
sociologie(socius社会・仲間+logos学)
コントのスローガン「秩序と進歩」(ブラジルの国旗)
フランス革命 1848革命
社会静学=秩序の学(社会構造論social structure)
社会動学=社会変動の学social change
社会有機体説 生物の器官のように
家族を社会の単位に
「社会システム」論の源流
進歩
人間精神の発展:神学的段階→形而上的段階→実証的段階
社会の変容:軍事的時代→法律的時代→産業的時代

共有の精神=実証的精神=学問の発展
諸科学の階梯(数学、天文学、物理学、化学、生物学、社会学
人類全てが学問を共有すれば。
実証精神という「宗教」による社会の再組織化。
晩年の「人類教」
「科学的合理主義」という信仰
カトリックは毎日聖人の名前が出てくる。
科学者が聖人、ガリレオ、レオナルドダヴィンチ
コントの人類教→ブラジル
道徳
 
2.H・スペンサー(1820-1903)
自由な個人による、超有機体としての社会
適者生存、弱肉強食
軍事型社会(強制的協同)
産業的社会(自発的協同)
ネオリベ的思考 市場中心主義 民営化 競争
 
3.K・マルクス(1818-1883)
個人と社会の分裂の原因の除去=資本制の解体
人間の本質=「真に共同的な存在であること」
世界規模の「祭り」が必要
個人と共同体/ヘーゲルの近代社会観
市民社会=欲望の体系
をどういうふうに共同性に回収していくか?
国家による止揚
マルクスは逆で、市民社会の側から。
人間と人間の分離を生み出した原因の克服。
4つの「疎外」
労働者の生産物からの疎外
生産活動からの疎外
人間の類的本質(人間の意識的活動)からの疎外
他の人間からの疎外
マクルーハン=グローバルヴィレッジ
ポランニー=労働、環境(エネルギー)、貨幣
三つの商品化してはならないもの。
トービン税(国際通貨取引(外国為替取引)に低率の課税をする)