マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

Georg Simmel ジンメル

清水幾太郎
米田庄太郎→居安正、庁茂
 
生の哲学
形式社会学
人間の相互作用
シカゴ学派の都市社会学
→個性←集団の拡大

集団は異質化
↔全体社会の個性は希薄化
社会圏の交差
Peter Blau
不平等と異質性
闘争→対立の緊張を解消
→社会の統一
Lewis Coser 新睦人
 
秘密の社会学
都市における社交(公)
各自の部分の共有
↔私的な生活の成立
Erving Goffman
貧者←社会的扶助
物乞
社会の内と外
marginal man
周辺人
やくざ、旅芸人、物乞、らい病
蘭由岐子
作田啓一 B級出版社 web
 
「貨幣の哲学」
貨幣は社会分化(個性化)の所産
→分化を促進
唯物史観の基礎工事
①経済:貨幣によって交換される価値
人間の関係も交換→交換理論 ゲーム理論 数理社会学
②貨幣は実体価値から象徴←信頼
300円にロゴをつければ3万円のバッグ お札 In God We Trust
③本来、手段である貨幣は自己目的化(目的合理性)吝嗇
④個人は貨幣を媒介にして
他人との関係や所有物から自由になる
ー相互作用の間接化(貨幣はメディア)
→選択の自由→個性文化
「メディアはメッセージである」
⑤貨幣は人間を商品化したが(マルクス疎外論
さらに、人格的価値を分化させる
全ての労働は知性に媒介されている
貨幣経済によって知性が優位に
感情生活の平板化↔芸術、宗教との差異(逆に重要になる)
生産物への愛着がなくなる
→流行としての消費
ニーチェ的世界(感情的、非合理的)