マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

セックス・ピストルズ パンク

1.70年代のロック
1)「ラブ&ピース」の時代の終わり
1970 ジョン「夢は終わった」ジミヘン 70 ジャニス・ジョプリン 70 ジム・モリソン 71
2)ロックの多様化
ハード・ロック、ヘビー・メタル、プログレッシブ・ロック、ジャズ・ロック、グラム・ロック、カントリー・ロック、サザン・ロック
ロックの成熟 
3)ロックの産業化
60年代 レコード売り上げ2.5倍 77年 さらに倍30億ドル
スタジアム、コンサート・ツアー 音楽産業の主力商品 お金儲けの巨大産業
 
2.パンクの歴史
①ロックミュージックの脱構築運動
②ニューヨークパンク パティ・スミス テレビジョン ラモーンズ
マルコム・マクラーレン ネオ・ダダ ブティック「セックス」
④クラッシュ、ダムド、ピストルズ 三大パンク ジャム シャム69 ロンドン・パンク
⑤ニュー・ウェーブ ハードコア・パンクに分化
グランジ メロコア
 
3.セックス・ピストルズ
ジョンの父母はアイルランド人 不良
美術学校 
1976 EMI「アナーキー・イン・ザ・UK」
シド加入
ビル・グランディ事件 炎上狙い
1977 「ゴッド・セイブ・ザ・クイーン」
エリザベス女王戴冠25周年 テムズ川の船
俺たちを作ったのは社会であり、そのシンボルの女王
no future
「そろそろ誰かが立ち上がって発言すべきだと思ったのさ」
ファーストアルバム 勝手にしやがれ never mind the bollocks
1878アメリカツアー直後 ロットン脱退
シド マイウェイ
1979シド ナンシー オーバードーズ
 
セックス・ピストルズはロンドン・パンクの代表的グループであっただけにとどまらず、パンク・ロック総体のイメージを決定した存在である
 
4.否定の力
「俺たちの歌は怒りの爆発より怒りの抑制だった」
「決して他人から完璧に理解されちゃいけない」
 
否定のカリスマ
自己否定、反体制、アウトサイダーとして「セルフ・ラベリング」
→英国階級社会への批判とタブーの侵犯
→「社会の敵」「秩序の外」というイメージ
→否定性のカリスマ(アンチヒーロー)魅力↔嫌悪
 
表現→アート
→政治
→暴力