マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

【講演メモ】「れいわ新選組 山本太郎とおしゃべり会」@本郷台あーすぷらざ

・当日の山本太郎の国会質疑の映像 岸田内閣に格差是正の意志はあるか?
・所得の中央値 1995年545万円→2019年437万円 約108万円低下
ひたすら質問に答えるスタイル
・メディアの報道倫理と株式会社の利益追求倫理との矛盾
ファイザーのCM スポンサー料はいくらか
・ワクチンは個人の自由 打ってない人を責めるのも、打った人を責めるものいけない
・派遣の中抜き メキシコは人材派遣を原則禁止に 大使館に経緯を問い合わせたが回答なし スペイン語に強い識者に、禁止までのノウハウを現在調査依頼中
・本当は国が派遣業をやればいい 労働力のマッチング
・VRSワクチン接種記録 死亡率との疫学調査を → 因果関係の証明が非常に難しい
・民営化するとサービスの質が落ちる JR、郵政、水道 
・リニア=壮大な無駄
増税、負担増は駄目、消費を落ち込ませる → 景気が悪くなり、結局は税収が減る。 まず分配が必要(減税、減免、給付金)→景気がよくなりすぎたら、増税で引き締める その際は必ず金持ちから
・非正規の増加と実質賃金の低下がクロスするグラフ
・食料、水、エネルギー自給率
・資本家(経団連企業)の企業献金と組織票が自民党を支えている 
・大企業のための政治 軍事費増額も国内の軍需産業のため
・世代間、所得格差による分断をどう防ぐか → 根源的には愛 船長(政治、総理大臣)の役割が大事
・この30年 人々の心の余裕をなくしてしまった → 余裕がなくなり、他者に非寛容、攻撃的になる
・刑務所できざみ食が出される → 刑務所の中で介護が始まっているような現状
・台湾の世論調査 中国とうまくやっていきたいとの声が過半数
★「生産性」という非常にいい加減な概念 サプライサイドよりもむしろデマンドサイド(需要側)の問題 購買力がないので高いものが売れない→生産性が低くなる 偽りの問題設定
・永田町は本当に妖怪が住む場所 実感している
山本太郎自身すごく変わった 未来はわからない 自分に嘘をついてまではやりたくはない
看護学校 ワクチンを打たないと単位を貰えない、進級できない 打たずに留年した生徒がいる → 情報収集中 本当なら憲法違反事案の可能性
・財政法四条について → 変えるべきだと思うし、いまも守られていない
・選挙の供託金が高すぎる問題 選挙費用もかさむ 選挙のやり方もお金のかからないように変えていかなくてはいけない
・れいわフレンズ、オーナーズ、総会 交流の機会、勉強会などを増やしていきたい
櫛渕万里議員のプラカード 大石あきこ議員が引き金 「与党も野党も茶番」本当のことを言うと人は怒る
・野党の先輩議員にもっと気概を見せて欲しい 本気で戦って欲しい 森ゆうこ議員は喧嘩上手だった
細田博之衆議院議長だというところに日本の惨状がいちばん象徴的にあらわれている
ウクライナ 戦争が長期化しビジネス化している どちらかの立場に立つべきではなく、停戦を仲介すること。その意味で広島サミットは失敗だったと思っている
・維新は偽装野党
 
◆感想:れいわ新選組の集会参加は2回目。議論白熱して為になった。
開始前に流れた山本太郎の今日の国会質疑がよかった。岸田の答弁の熱の無さ。格差是正する気がないことがはっきりわかる。そして国会を報道しないメディア。
 
山本太郎は精悍。気力も充実していると感じる。
スタッフの手際がよい。相当慣れている。
生産性はじつはデマンドサイドの問題という話が目から鱗が落ちた。
観客からの質問で、看護学校で生徒がコロナワクチンを打たないと進級できないという話、本当なら酷い話だと思った。
れいわ新選組とは一言で言えばケインズ政策
アベノミクスとの違いは、もっと格差を是正して中間層を厚くし、需要を喚起して好景気にしようということ。
これは基本的には賛成。
逆にこの20年間、わかっていて逆をしていたということは、結局は日本の人口を減らしたかったのだろうと思っている。
 
山本太郎のカリスマを感じる。結局徳と魅力のある人に人は集まる。そして彼にはガッツと根性がある。
しかしカリスマに依存することには持続性がない。彼も言うように一人ひとりが変わること以外に日本を変える方法はないと思った。
カリスマに触れた夜だった。