マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

【イベントメモ】「相模原障害者殺傷事件の真相に迫る! 植松聖死刑囚、しのびよる死刑執行のXデーとは!?」@LOFT/PLUS ONE

【出演】
篠田博之「創」編集長)
渡辺一史(『こんな夜更けにバナナかよ』著者)
【司会】
澤則雄(映画『生きるにの理由はいるの?』監督)
 

ビデオ上映

・2016年7月26日 19人刺殺 26人重軽傷
・5回目の開催
・彼女の証言「生きてても意味ない」「あいつら生産性ないから」「給料も安いし」「どろどろの流動食を食べて」
措置入院 うつ病のフリ 生活保護
トランプ大統領の過激な発言
・さと君 大学 フットサルサークル
大麻
・前日 歌舞伎町 高級焼肉 高級デリヘル
・ももにゲゲゲの鬼太郎の入れ墨
・重複障害者は安楽死させるべき
・両親 図工の教師 ホラー漫画家
・祖父 寺原伸夫 『キューポラのある街』の挿入歌『手のひらの歌』の作曲者
・意思疎通が取れるか否か
・「心失者」
・16回の公判

第一部 現在の状況

・「実話ナックルズ」で連載漫画 TRIAGE
・2020年3月16日死刑判決 → 2年の空白 → 2022年4月再審請求
・理由「外部の人と接触したい」
責任能力の有無という争点に終止し、なぜこのような事件が起こったのか裁判では解明されなかった。動機の解明。
>>黒子のバスケ脅迫事件<<
陰謀論の走り イルミナティ・カード コロナはビル・ゲイツの陰謀 ワクチン
・確定死刑囚の面会の可否など 完全な拘置所の裁量 ブラックボックス
・『新日本秩序』Japan New Order 事件前から
・美容 整形手術に強いこだわり
・ナックルズ連載漫画 自己啓発漫画
・こんな夜更けにバナナかよ 筋ジストロフィー症患者の地域自立支援
・看守の虐待 名古屋刑務所のいじめ
・死刑囚になるとビデオを見ることができる 一番喜んだのは宮崎勤 最初に見たのが『天空の城ラピュタ

第二部 この事件の真相

twitterのフォロー 安倍晋三支持
・テーマ:perfect human (オリラジ中田の影響?)
・親は全くの取材拒否
・やまゆり園、6つのホームに分かれていた
・30分で43名殺傷 普通の気力、体力では出来ない
実話ナックルズ 宮市徹編集長
・脱法ハーブ(ドラッグ) 
・ハートショット 2014年池袋暴走事故
・在庫ダブつき クラブでタダ同然
・もっと強く もっと強く 化学式 めちゃくちゃ
覚醒剤みたいなものも入っている
大麻1g(1日):7000-4000円 脱法ハーブ:1000円
・犯行前日の異常な行動
・地元の川っぷちで友達と大麻
・サークルのマドンナと歌舞伎町で焼肉
・ヤクザに追われているという被害妄想
・1時間8万円超高級デリヘル
・テーブルには「ジョイント」(紙に巻いた大麻
・身長164cm 靴は上げ底
・自分が超人(救世主)
・1年前から急変
・植松を生み出した社会的背景 今回は解らなかった
・やまゆり園の支援のあり方
・トランプ、ドゥテルテ、プーチン大統領の影響
・トランピスト
応報刑目的刑
・県央地区 不良に憧れ
・なぜ就職先にやまゆり園を選んでしまったのか

資料 衆議院議長に宛てた植松被告の「手紙」全文

陰謀論 ある右翼組織からの影響
 
◆要約:相模原障害者殺傷事件を考えるイベントの5回目。最新情報と事件の掘り下げ。
◆感想:興味深かった。
5回目のイベントに初参加。
前回までに、中井やまゆり園の虐待まがいの実態発覚問題などは話された模様。
 
障害者施設の問題については、基本は地域で、開かれた中で見る方向に進んで欲しいと思う。
大変難しいこともわかるが。
隔離され、密室化した環境だと問題が起きやすくなる。
植松も現状と世間の綺麗事との乖離に大変な欺瞞を感じたことだろう。
しかし、元維新候補の長谷川豊もそうだが、植松が異常に気にしていた障害者福祉が財政を圧迫しているとのことは全くの杞憂だと思う。
福祉にいくらお金をつかっても結局国内で循環するお金。
もっとじゃんじゃん予算を使って、とにかく従業員の人数を増やして、給料も上げて、余裕を持って働ける労働環境を作ることが一番重要だと思う。
米国の使い物にならない兵器などを買うとか、内部留保をためまくる企業や機関投資家などを優遇することが一番悪い財政負担。
 
植松を生んだ社会的背景が気になる。
大麻脱法ドラッグ陰謀論がキーワード。
この回では脱法ドラッグの影響にライトが当てられた。
web.archive.org
この記事の「右翼系の団体」というのが気になる。
衆院議長に渡された手紙の伏せ字になっている部分がその人物名か団体名なのかもしれない。
そこにドラッグの効果もあり、陰謀論に「洗脳」された。
まだ事件は解明されていないのに、死刑が迫っていることは残念だ。