マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

2015-01-01から1年間の記事一覧

ペルシャ湾でのタンカー高鈴襲撃報道はデマ

武藤貴也議員も引用してるペルシャ湾で日本のタンカー高鈴が襲撃された事件って、これを読むとどうやら産経新聞が流したデマだな。アフガニスタン紛争時に、イラクのホール・アルアマヤ石油ターミナル(the Khawr Al Amaya Oil Terminal)で起きた自爆テロで…

永続敗戦論

対日盗聴疑惑の確認避ける=ウィキリークス文書―米国務省 (時事通信) - Yahoo!ニュース 日本の戦後レジーム(Regime=政治体制)の特徴を一言で表すと、「対米従属」。 中国、韓国に対しては勇ましいことを言いながら、アメリカの意向には一切逆らわない現…

京都テルサ 木村草太 いつもの暮らしから考える憲法

火事x→相手は人間 そして、それぞれに大義と言い分がある 憲法 国家権力がしでかしてきた失敗のリスト 人権侵害 → 人権保障 独裁 → 権力分立 戦争 → 軍事力の統制 拷問 魔女裁判 冤罪の温床 国民主権 1億分の1 勝つと傲慢になる 憲法と同性婚 辺野古問題と憲…

7.14安全保障関連法案に反対する学者の会とSEALDs KANSAIの緊急シンポジウム@京都大学

(facebook投稿用) 京都大学で行われた、安全保障関連法案に反対する学者の会とSEALDs KANSAIの緊急シンポジウムに参加してきました。 私はこの法案に大反対ですが、仕方なく通ったとしても、自衛隊がアメリカの後ろにくっついて、どこか遠い国で後方支援を…

立憲主義

安全保障関連法案が衆議院特別委員会で強行採決され可決してしまいました。 とても悔しく思っています。 今までも国会の強行採決はたくさんありました。それらはよくないとは思いつつも、最終的にはルールに則っていると納得していました。 しかし、今回は今…

緊急シンポジウム 学者の会×SEALDs KANSAI@京都大学

山室信一先生 ・地球の裏側でやっても敵性国になる →テロの危険 ・ベトナム戦争のトンキン湾事件 →自作自演 →アメリカの無法を止める手立て、降りる手立てがない ・後方支援も武力行使 ・武器弾薬のストック。国防費が倍増する。 ・特定機密保護法との連携効…

孫崎享 京田辺

伊丹万作「戦争責任者の問題」 国民の奴隷根性 自分たちの罪 基準地震動 TPP ISD条項 エジプト最低賃金 スウェーデン→ドイツ政府を訴える 原発の株 国の主権を侵す 中国はなぜカザフスタン(石油)をとりにいかないのか。 ポツダム宣言。 本州 四国 九州 北…

【読書メモ】平川克美『移行期的乱世の思考』(PHP研究所 2012年)

移行期的乱世の思考作者:平川 克美PHP研究所Amazonオルテガ・イ・ガセット「大衆の反逆」 オルテガは、本書の中で、「大衆」を「最大の関心事は自分の安楽な生活でありながら、その実、その安楽な生活の根拠には連帯責任を感じていない」者たちであると批判…

疎外

疎外は、人間が作ったもの(商品・貨幣・制度など)が人間自身から離れ、逆に人間を支配するような疎遠な力として現れること。またそれによって、人間があるべき自己の本質を失う状態をいう。 マルクスによる概念 有機的身体と非有機的身体に分かれ、自然に…

分かれ道

二つの分かれ道があって、経験者に「そっちは行き止まりだよ」と言われても、そっちへ行ってしまうんだよな。それで、たしかに行き止まりだったと自分で確認して引き返す。「隣の芝は青く見える」という言葉を理解していても、青く見えてしまったら、いった…

あの街の記憶

普通の人っていない。普通の人生ってない。一度きりの、儚くて、胸が苦しい、人生。 人生の、一日一日が奇跡なんだと思える瞬間がある。 「あの日」 今生きてる人には、もう既に生きる力がある。 奇跡はすでに起きている。

Georg Simmel ジンメル

清水幾太郎 米田庄太郎→居安正、庁茂 生の哲学 形式社会学 人間の相互作用 →シカゴ学派の都市社会学 →個性←集団の拡大 ↓ 集団は異質化 ↔全体社会の個性は希薄化 社会圏の交差 Peter Blau 不平等と異質性 闘争→対立の緊張を解消 →社会の統一 Lewis Coser 新睦…

【読書メモ】安冨歩『生きる技法』(青灯社 2011年)

生きる技法作者:安冨 歩青灯社Amazon1│ 自立について 【命題1─1】自立とは、多くの人に依存することである ・小島直子「口からうんちが出るように手術してください」 ・誰もが多少なりとも「頭がおかしい」 ・誰だって、何らかの「障害」を抱えている 【命題…

【読書メモ】仲正昌樹『「不自由」論―「何でも自己決定」の限界』(ちくま新書 2003年)

「不自由」論―「何でも自己決定」の限界 (ちくま新書)作者:仲正 昌樹筑摩書房Amazon・「自由な人間としての主体性」なるものが、各人の内に「自然=自発的に」生じてくるという西欧近代を支えてきた「神話」に内在する矛盾がある。 ・しかしながら、ホッブズ…

朗読教室

・アクセント ・鼻濁音 ・無声音(母音の無声化) ・メラビアンの法則 1.表情、しぐさ 55% 視覚 2.声、話し方、トーン 38% 聴覚 3.内容 7%声の 大きさ 抑揚 強調 速さ 間 明瞭さ

ウェーバー4 ジンメル

近代化=合理化 ・価値合理性 ・目的合理性 →形式合理性(手続き論、形骸化) →官僚制 ロシア革命→第一次世界大戦 1918年 オーストリアの将校たちに講演「社会主義」 社会主義は民主主義 ↔民主主義は職業官僚の統治 ミヘルス 寡頭制 「ロシア革命論」ⅠⅡ 官僚…

男はつらいよ

1作目。ビートたけしが山田洋次嫌いな理由(半分冗談だが)がよく分かる。作られた下町人情。 倍賞千恵子。光本幸子。奈良。

人口推移のグラフ

男はつらいよ 純情篇(シリーズ6作目)

長崎五島列島。若尾文子、宮本信子、森繁久彌。

成瀬巳喜男監督「女が階段を上がる時」

赤線地帯1956、これ1960年。面白かった。権力、差別とは金。フェミニズム運動の下地がよくわかる。プレス工場のオヤジには驚いたが、ありそうなことだ。太っている人に悪い人はいないという名言。高峰秀子の美しさ。

溝口健二監督「赤線地帯」

支配、被支配、搾取、被搾取。「考えないこと」「知らないこと」にする暴力。八つ当たりの連鎖。鉄の檻。システマティック座敷牢。それでも抑えきれない人間たる衝動。若尾文子の美しさ。木暮実千代の名演。若尾文子の客に大感情移入。

ウェーバー3

徳永恂 厚東洋輔 編 「人間ウェーバー」有斐閣 「宗教社会学論集」 現世内禁欲 目的のために欲望を抑える プロテスタンティズム 市民層 カソリック 僧侶/信者 職業 Beruf(calling) 天職 材の蓄積+質素倹約 (合理的組織化) 二重予定説 資本主義の精神(倫…

市民が考える 若者の住宅問題と空き家活用

大阪天満橋国民会館。ビッグイシュー基金。 820万戸の空き家。 平山洋介 低所得/単身/借家 は今までは一時的な状態だと考えられていた。 アフターハウジングインカム 総所得-税金・社会保障-居住費 住居負担率 30%以上57% 50%以上30% 川田菜穂子 公営住宅 公…

二股の道

RPGのダンジョンで、二股の道があるとき、一方に進んでそこが行き止まりだと嬉しい。もしちがう方に進んで、ダンジョンを抜けてしまったとき、もう一方にはなにがあったんだろう、もしかしたら宝箱があったかもと気になって、結局戻って確認してしまうから。…

溝口健二監督「祇園囃子」

溝口健二監督「祇園囃子」鑑賞。名作。自分にとってどタイムリーな話で引き込まれた。盛者必衰、栄枯盛衰。誰もがお金に翻弄される世の中。若尾文子が超可愛い。京都弁の可愛らしさ。「〜え」。

成長至上主義はやめなくてはならない。

「世界のエネルギー消費量は近代以降、爆発的な勢いで増えていますが、こんな成長が永久に続くわけがない。歴史が進化し続けるままだといずれ人類は破滅します」 「成長の限界は必ず来るし、本当はすでに来ているという理論もあります。現代の社会は、限界を…

平智之さん ハートピア

八条 若一神社 平清盛 伝統と市民道徳 習近平 計画経済

ミクロ経済学

生産可能性フロンティア(曲線) 時間、土地、資材、人員に制限がある。

デュルケム2

1928 Le socialisme 森博訳「社会主義およびサン=シモン」(1977) ・社会主義の定義 ・社会主義と共産主義(正反対のものである) ・18世紀の社会主義→シスモンティ 1950 Leconde sociologie 宮島喬訳「社会学講義」 職業道徳 市民道徳(国富論) 契約 所有…

ミクロ経済学

マンキュー A人々はどのように行動するのか? 1トレードオフ 2機会費用(あるものを得るために放棄したものの価値) 3限界原理 4人々は様々なインセンティブに反応する ex交換、贈与 B人々はどのように影響しあうか? 5交易(取引)はすべての人をより豊かに…