マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

2022-01-01から1年間の記事一覧

【街歩き】YRP野比→久里浜

【イベントメモ】磯部涼×辻田真佐憲×パンス(TVOD)「安倍元首相射殺事件はテロなのか──暴力と煽動の日本近現代史」@ゲンロンカフェ

・安倍元首相射殺事件はテロ。リベラルが「テロではない」という不毛。 ・5.15事件を思い出した。暴力の連鎖を恐れる。 ・山上 警察のリークが不自然 ・昭和20年わかりやすかった戦後○○年 ・<日本のテロ>年表 ・大津事件 津田三蔵 西南戦争の疲れ PTSD ニ…

【読書メモ】磯部涼『令和元年のテロリズム』(新潮社 2021年)

令和元年のテロリズム作者:磯部涼新潮社Amazon目次 まえがき 第1章 川崎殺傷事件 第2章 元農林水産省事務次官長男殺害事件 第3章 京都アニメーション放火殺傷事件 第4章 元農林水産省事務次官長男殺害事件裁判 終章 令和元年のテロリズム あとがき 参考 要約…

【読書メモ】安彦良和『革命とサブカル』(言視舎 2018年)

革命とサブカル作者:安彦 良和言視舎Amazon目次 はじめに 第1部 対話 諸兄へ 青砥幹夫氏(元弘大全共闘/連合赤軍) [第1回]▶弘前から赤軍派へ――「戻れない」という感覚 [第2回]▶ 「総括」を総括する [第3回]▶われわれは何を目指していたのか? 植垣康…

【読書メモ】安彦良和 、斉藤光政『原点 THE ORIGIN-戦争を描く、人間を描く』(岩波書店 2017年)

原点 THE ORIGIN-戦争を描く,人間を描く作者:安彦 良和,斉藤 光政岩波書店Amazon目次 はじめに 安彦良和 本書の成り立ちについて 斉藤光政 第1章 冷戦の落とし子ガンダム ある学習塾の風景――『虹色のトロツキー』 ガンダム作家の“ルーツ”は津軽 人間くさ…

【映画メモ】『ニッポン無責任時代』『クレージー黄金作戦』『無法松の一生』

@国立映画アーカイブ 古澤憲吾監督『ニッポン無責任時代』(1962年) ・労働組合 ・お座敷接待、ゴルフ接待 ・ビールとピーナツ 坪島孝監督『クレージー黄金作戦』(1967年) ・屎尿投棄船 稲垣浩監督『無法松の一生』(1958年) ・福岡県小倉 人力俥夫 ・青…

【映画メモ】『太平洋奇跡の作戦 キスカ』『日本のいちばん長い日』

@国立映画アーカイブ 丸山誠治監督『太平洋奇跡の作戦 キスカ』(1965年 東宝) ・1943年7月29日キスカ島撤退作戦 木村昌福少将 河瀬四郎第五艦隊司令長官 5000人救出 ・幌筵(パラムシル)千島列島最北端 岡本喜八監督『日本のいちばん長い日』(1967年 東…

【映画メモ】『MONOS 猿と呼ばれし者たち』『MEMORIA メモリア』

@池袋新文芸坐 アレハンドロ・ランデス監督『MONOS 猿と呼ばれし者たち』(2019年) ・ゲリラ組織「コロンビア革命軍」(FARC)50年続いた内戦 2016年和平合意 ・人質の身代金がビジネス あとは麻薬 ・メッセンジャー役本物 ・ウィリアム・ゴールディング『…

【授業メモ】放送大学 滝浦真人先生「日本語リテラシー(’21)」2

目次 第08回 書くスキル① : 説明文を書く 1.感想文・意見文と報告文・説明文 第09回 書くスキル② : 文体と論理 1.起承転結の文章 第10回 考えるスキル② : 言えることと言えないこと 1.知っておきたい論理の話 3.推論のエンジン――三段論法 第11回 考える…

【街歩き】上大岡

【読書メモ】『情況 2008年6月号 緊急特集:『実録・連合赤軍』をめぐって』( 情況出版 2008年)

情況 2008年 06月号 [雑誌]情況出版Amazon目次 情況への発言 反サミット運動はなにを目指すのか――洞爺湖サミット・テーゼ 矢部史郎 北京日記 2008/5 丸川哲史 緊急特集 若松孝二『実録・連合赤軍』をめぐって あれから36年――兄や「犬死」した亡き同志たち、…

【読書メモ】平岡正明『若松プロ、夜の三銃士』(愛育社 2008年)

若松プロ、夜の三銃士作者:平岡 正明愛育社Amazon目次 序章・夜の三銃士 『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』への全面対案 赤色犯科帖―テルアビブに流れる 三十五年の一陣の風―いろいろあった―やつは変わっていない 足立正生『幽閉者』 戦争の映画か革命…

【旅行】箱根③ 強羅

【旅行】箱根② 大涌谷 芦ノ湖

【旅行】箱根① 宮ノ下

【読書メモ】「実録・連合赤軍」編集委員会+掛川正幸編集『若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(朝日新聞社 2008年)

若松孝二 実録・連合赤軍 あさま山荘への道程朝日新聞社Amazon映画の公式ガイドブック。 目次 坂東國男宛書簡 元・連合赤軍中央委員 故・森恒夫 獄中からの手紙 元・連合赤軍中央委員 吉野雅邦から菟田高城へ 短歌 常しへの道 元・連合赤軍中央委員 坂口弘 …

【読書メモ】小林剛監修『コバゴー式 麻雀“早覚え”点数計算マスタードリル』(ART NEXT 2022年)

コバゴー式 麻雀“早覚え”点数計算マスタードリル作者:小林剛ART NEXTAmazon目次 第1章 点数計算の基本 第2章 満貫以上の点数計算 第3章 ピンフの点数計算 第4章 チートイツの点数計算 第5章 符計算が必要な点数計算 第6章 条件計算の基本 第1章 点数計算の基…

【読書メモ】永江朗『メディア異人列伝』(晶文社 2005年)

メディア異人列伝作者:永江 朗晶文社Amazon目次 まえがき1993 CHRONICLE 1993 外山恒一 姫野カオルコ SMを書く女子大生作家 バクシーシ山下 玉木正之 中森明夫1994 CHRONICLE 1994 掛札悠子 「レズビアン」である, ということ 神足裕司 「マル金・マルビ」 …

【映画メモ】若松孝二監督『実録・連合赤軍 あさま山荘への道程』(2007年)

@早稲田松竹 ◆感想:5年ぶりくらい2回目。スクリーンでは初。 やはり凄い映画だった。 「政治の季節」。後にも先にも無い時代だったように思う。 運動の盛り上がりは凄かったけど、だんだんしぼんでいった。 社会が「豊か」になっていって、革命の必要がな…

【読書メモ】永江朗『新・批評の事情――不良のための論壇案内』(ちくま文庫 2010年)

新・批評の事情 ――不良のための論壇案内 (ちくま文庫)作者:永江朗筑摩書房Amazon単行本は2007年。 1 この国のゆく道きた道 内田樹 時代は叔父さんを求めている 小熊英二 自明の理の破壊 藤原帰一 現実主義ではなくリアリズムを 森達也 戦略的ナイーブで 姜…

【街歩き】鮫洲 品川シーサイド 国際展示場 デザインフェスタvol.55 北品川

【日常】2022上半期食事

【授業メモ】放送大学 滝浦真人先生「日本語リテラシー(’21)」

まえがき 第01回 日本語を書こう 1.文章には方法がある 2.文章には目的がある―文体練習で意識しよう― 3.本書の内容 第02回 日本語との付き合い方① : 文字と表記 1.漢字とかなとカナ 2.ひらがなをいつ使うか? 3.カタカナの働き 4.テンとマルの話 第03…

【映画メモ】日大全共闘映画班製作『日大闘争』(1968年)『続日大斗争』(1969年)

発掘された映画たち2022@国立映画アーカイブ◆感想:とても迫力があり面白かった。 日大の酷さ。右翼、機動隊、体育会系の学生を動員。 先に暴力を使用したのは日大の方。それに対抗する、正当防衛のための暴力(ゲバ棒、ヘルメット、投石)。 バリケード、解…

【映画メモ】若松孝二監督『新宿マッド』(1970年)

@シネマヴェーラ渋谷 ◆感想:なかなか面白かった。 70年の新宿の風景。 70年というところがこの映画のみそだと思う。 60年代とは何だったのか?熱狂が過ぎ去ったあとの寂しさ。 フーテンの部屋の感じなど生態が少しわかって面白かった。 フーテンに、本当に…

【映画メモ】佐向大監督『夜を走る』(2022年)

@テアトル新宿 ◆感想:自分には合わなかった。 『サウダーヂ』と比べるコメントもあったが、自分からするとリアリティが全く違う。 要するに、「この世界は狂っている」ということを言いたい映画なのかなと理解したが、 リアリティがなさすぎて、主張が響か…

【読書メモ】『現代思想 2021年5月号 特集=「陰謀論」の時代』(青土社)

現代思想 2021年5月号 特集=「陰謀論」の時代作者:井上弘貴,渡辺靖,石戸諭,木澤佐登志,中尾麻伊香,仁木稔,吉永進一青土社Amazon目次 特集*「陰謀論」の時代 【大国に渦巻くもの】 現代アメリカ社会における〈陰謀〉のイマジネーション/ 井上弘貴+渡辺靖 Qア…

【読書メモ】志賀櫻『タックス・ヘイブン――逃げていく税金』(岩波新書 2013年)

タックス・ヘイブン――逃げていく税金 (岩波新書)作者:志賀 櫻岩波書店Amazon 序章 市民はこの実態を知らなくてよいのか 第1章 タックス・ヘイブンとは何か 1 どこにあるのか? なぜあるのか? 2 タックス・ヘイブン・リスト 3 オフショア・センター 4 …

【読書メモ】浅田次郎『初等ヤクザの犯罪学教室』(KKベストセラーズ 1993年)

初等ヤクザの犯罪学教室 (幻冬舎アウトロー文庫)作者:浅田 次郎幻冬舎Amazon 【第6講】ちょっとだけ教えよう「整理屋(サルベージ)」の実態 骨までしゃぶるハイエナの醍醐味 倒産劇はあらゆる犯罪の見本市 死ぬのはたいていゲスト・キャスト 一流ホテルの利…

【ライブメモ】『BEYOOOOOND1St CONCERT TOUR どんと来い! BE HAPPY! at BUDOOOOOKAN!!!!!!!!!!!!』ライブ・ビューイング@横浜ブルク13

◆感想:ビヨーンズのことをまだそんなに詳しくない状態で観たがなかなかよかった。 このライブ・ビューイングのあとでyoutubeを見まくってだいぶメンバーのことを詳しくなった。 虎視タンタ・ターン、ニッポンノD・N・A!がすごく良かった。 きのこたけのこ大…