マラカスがもし喋ったら

読書メモ、講演メモ中心の自分用記録。

読書メモ

【読書メモ】植森美緒『腹だけ痩せる技術』(メディアファクトリー新書 2012年)

腹だけ痩せる技術 (メディアファクトリー新書)作者:植森美緒メディアファクトリーAmazon目次 はじめに おなかはすぐに、キレイに凹みます 第1章 腹だけ出るにはワケがある 第2章 その腹痩せは本当に効果的? 第3章 腹だけ絞るための極意 第4章 いますぐ…

【読書メモ】北田暁大『終わらない「失われた20年」』(筑摩選書 2018年)

終わらない「失われた20年」 (筑摩選書)作者:北田 暁大筑摩書房Amazon〔目 次〕 序章 嗤う日本の「ナショナリズム」・その後――終わらない「失われた二〇年」 1.敗北の15年 2.左派ナショナリズムの影 3.「いったい現実を把握しているひとなどいるのだろ…

【読書メモ】齋藤理央著、motto漫画『マンガまるわかり著作権』(新星出版社 2021年)

マンガまるわかり著作権作者:齋藤理央新星出版社Amazon目次 第1章 文章にまつわる著作権 第2章 写真・美術にまつわる著作権 第3章 イラスト・マンガにまつわる著作権 第4章 音楽・動画にまつわる著作権 第5章 デザイン・プログラムにまつわる著作権 第…

【読書メモ】スラヴォイ・ジジェク著、中山徹訳『真昼の盗人のように――ポストヒューマニティ時代の権力』(青土社 2019年)

真昼の盗人のように――ポストヒューマニティ時代の権力作者:スラヴォイ・ジジェク青土社Amazon【目次】 序論――はじめにわるいニュース、次によいニュース……とはいえ、後者は前者よりわるいかもしれないが 第一章 情勢 グローバル資本主義のさかさまな世界 仮…

【読書メモ】福井健策『改訂版 著作権とは何か 文化と創造のゆくえ』(集英社新書 2020年)

改訂版 著作権とは何か 文化と創造のゆくえ (集英社新書)作者:福井 健策集英社Amazon目次 はじめに 著作権とは何か 第一章 それは「著作物」ですか 1.法律の条文を読んでみる 2.創作性その他の条件 第二章 著作者にはどんな権利が与えられるか 1.著作権は…

【読書メモ】橋本健二『新・日本の階級社会』(講談社現代新書 2018年)

新・日本の階級社会 (講談社現代新書)作者:橋本 健二講談社Amazon目次 序 第1章 分解した「中流」 1.「一億総中流」の虚実 2.経済格差と「中流」意識の関係 3.分解する「中流意識」 4.深く進行する「意識の階層化」 5.広がる「格差拡大肯定・容認論」…

【読書メモ】相場英雄『Exit イグジット』(日経BP 2021年)

Exit イグジット作者:相場英雄日経BPAmazon6/11読了 ◆要約:地銀の経営危機。国債の金利がゼロで利ざやが稼げない。結果として危ない融資が増え、象徴がスルガ銀行かぼちゃの馬車事件。日銀の異常な金融緩和策により、ハイパーインフレは現実的にありうるか…

【読書メモ】竹田青嗣『プラトン入門』(2015 ちくま学芸文庫)

プラトン入門 (ちくま学芸文庫)作者:竹田 青嗣筑摩書房Amazon1999年3月ちくま新書の改訂版 目次 序 反=プラトンと現代 第1章 哲学のはじまり 1.「普遍性」について 2.「原理」「概念」「パラドクス」 3.「根源」への問い――なぜ無ではないのか 4.「原因…

【読書メモ】東浩紀『ゆるく考える』(河出書房新社)

[asin:B07QGVG4PM:detail] 目次 1 2018 (坂のまち、東京 休暇とアクシデント よそものが作る地域アート ほか) 2 2008‐2010 (なんとなく、考える 全体性について なんとなく、考える 公共性について なんとなく、考える 現実感について ほか…

【読書メモ】明石昇二郎『敦賀湾原発銀座[悪性リンパ腫]多発地帯の恐怖』(1997年4月 技術と人間)

敦賀湾原発銀座[悪性リンパ腫]多発地帯の恐怖作者:明石 昇二郎メディア: 単行本目次 プロローグ 「ガン患者激増」の噂を追って ある“スクープ”情報 ルポルタージュの「大原則」 調査区域は原発の半径一〇キロ圏内 第2章 「あなたの家にガンの人はいますか?…

【読書メモ】木下是雄『レポートの組み立て方』(ちくま学芸文庫)

レポートの組み立て方 (ちくま学芸文庫)作者:木下是雄発売日: 2013/08/02メディア: Kindle版目次 1. レポートの役割 1.1 レポートとは 1.2 大学生のレポート 1.3 社会人のレポート 2. 事実と意見の区別 2.1 事実と意見――言語技術教育との出会い 2.2 事実とは…

【読書メモ】東浩紀『ゲンロン戦記ー「知の観客」をつくる』(中公新書ラクレ)

ゲンロン戦記-「知の観客」をつくる (中公新書ラクレ, 709)作者:東 浩紀発売日: 2020/12/08メディア: 新書目次 第1章 はじまり 第2章 挫折 第3章 ひとが集まる場 第4章 友でもなく敵でもなく 第5章 再出発 第6章 新しい啓蒙へ あとがき 第1章 はじま…

【読書メモ】浅田彰、島田雅彦『天使が通る』(新潮文庫)

天使が通る (新潮文庫)作者:彰, 浅田,雅彦, 島田メディア: 文庫目次 はじめに 1 ダンテ―愛の超新星 2 ニーチェ―超人のオペラ・ブッファ 3 フーコー―悦ばしき回帰 4 ミシマ―模造を模造する 5 ヴェンダース―廃墟の光 おわりに はじめに ・会話が途切れた…

【読書メモ】高村友也『僕はなぜ小屋で暮らすようになったか 生と死と哲学を巡って』(同文館出版)

僕はなぜ小屋で暮らすようになったか 生と死と哲学を巡って (DOBOOKS)作者:高村 友也発売日: 2015/12/01メディア: 単行本(ソフトカバー)目次 はじめに 第1章 無縁、無常、何もない家―河川敷のテント暮らし 第2章 死の観念、人生、私的体験―少年時代一 第…

【読書メモ】萩尾望都『11人いる!』 (小学館文庫 漫画)

11人いる! (小学館文庫)作者:萩尾望都発売日: 2014/08/25メディア: Kindle版◆要約:大学惑星入学テストの最終審査で宇宙船の中で53日過ごすのだが10人のはずが11人いる。1人の招かれざる客は誰なのか?いろいろトラブルが起きるが無事試験をパスすることが…

【読書メモ】村上淳監修『トッププロが教える! 麻雀 最強の戦術50』(メイツ出版 2012)

トッププロが教える! 麻雀 最強の戦術50 (コツがわかる本!)発売日: 2012/06/15メディア: 単行本◆感想:初心者にはとても勉強になる。心構え中心。

【読書メモ】栗原康『現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す』(2015 角川新書)

現代暴力論 「あばれる力」を取り戻す (角川新書)作者:栗原 康KADOKAWA/角川書店Amazon はじめに 我々は一方的に暴力をふるわれている 反原発デモにいく 生は永久の闘いである 生きのびるのではなく、生きたいとおもう 本書の構成 第1章 国家の暴力―我々は…

【読書メモ】白井聡『武器としての「資本論」』(東洋経済新報社 2020年)

武器としての「資本論」作者:聡, 白井東洋経済新報社Amazon はじめに 生き延びるための「武器」としての『資本論』 第1講 本書はどのような「資本論」入門なのか 『資本論』入門――どのような視角から読むのか なぜ今、マルクスなのか 使用するテキスト 第2…

【読書メモ】菊地浩之『最新版 日本の15大財閥』(角川新書)

最新版 日本の15大財閥 (角川新書)作者:菊地 浩之発売日: 2019/03/09メディア: 新書・財閥のキーワードは「家族」 ・第一次大戦特需→反動恐慌→昭和金融恐慌→振るいにかけられ六大銀行→六大財閥 ・三井財閥総帥団琢磨暗殺→批判をかわすため「財閥転向」。株式…

【読書メモ】鎌田慧『ルポルタージュ 幸せの報酬』すずさわ書店

ルポルタージュ 幸せの報酬作者:鎌田 慧メディア: ハードカバー1990年発行 笹川良一の真相 商才 逆転 血族 頂点 世襲 勲章 堤義明の挫折 炭都夕張100年の夢 「尊王攘夷」の志士たち あふれる紙々の公害 交通安全協会の奇怪 驕れる大国は久しからず――アジア系…

【読書メモ】『思想としての〈新型コロナウイルス禍〉』(河出書房新社)

思想としての〈新型コロナウイルス禍〉発売日: 2020/05/23メディア: 単行本目次 大澤真幸 不可能なことだけが危機をこえる 連帯・人新世・倫理・神的暴力 仲野徹 オオカミが来た! 正しく怖がることはできるのか 長沼毅 コロナウイルスで変わる世界 宮沢孝幸…

【読書メモ】栗原康『はたらかないで、たらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言 』(タバブックス)

はたらかないで、たらふく食べたい 「生の負債」からの解放宣言作者:栗原康発売日: 2015/04/21メディア: 単行本(ソフトカバー)目次 キリギリスとアリ ―はたらくこと馬車馬のごとく、あそぶこと山猿のごとし 切りとれ、この祈る耳を ―耳切り一団 3・11に…

【読書メモ】瀬戸内寂聴『諧調は偽りなり――伊藤野枝と大杉栄(下)』 (岩波現代文庫) 巻末栗原康との対談

諧調は偽りなり――伊藤野枝と大杉栄(下) (岩波現代文庫)作者:瀬戸内 寂聴発売日: 2017/02/17メディア: 文庫瀬戸内 魔子 ルイズに会ってる 一遍「捨ててこそ」 生き方を変えていくことが革命だとしたら恋自体が革命 管野須賀子 金子文子 2016/11/16 寂庵にて

【読書メモ】佐々木実『竹中平蔵 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像』 (講談社文庫)

竹中平蔵 市場と権力 「改革」に憑かれた経済学者の肖像 (講談社文庫)作者:佐々木 実講談社Amazon目次 はじめに 「改革」のメンター 1章 和歌山から東京へ 競争心 理想の社会と現実のはざまで 東京の家族 2章 不意の転機 銀行員から経済研究員に ハーバード…

【読書メモ】2020年に読んで面白かった本ランキング

2022年1月にこのエントリを書いている。 1位 栗原康『大杉栄伝 永遠のアナキズム』(夜光社 2013年) 2位 副島隆彦監修、中田安彦著『ジャパン・ハンドラーズ―日本を操るアメリカの政治家・官僚・知識人たち』(日本文芸社 2005年) 3位 植村邦彦『隠された…

【読書メモ】橋爪大三郎 x 大澤真幸『アメリカ』(河出新書 2018年)

アメリカ(河出新書)作者:橋爪大三郎,大澤真幸河出書房新社Amazon目次 まえがき Ⅰ アメリカとはそもそもどんな国か 1.キリスト教から考える 2.ピルグリム・ファーザーズの神話 3.教会と政府の関係はどうなっているか 4.教会にもいろいろある 5.大覚醒運…

【読書メモ】花岡幸子『経済用語図鑑』(WAVE出版 2016年)

経済用語図鑑作者:花岡 幸子WAVE出版Amazon目次 第1章 経済学って何だろう?(経済学 希少性 ほか) 第2章 ミクロ経済学(需要と供給 需要 ほか) 第3章 マクロ経済学(GDP(国内総生産)GNP(国民総生産) ほか) 第4章 国際経済学(輸入品 輸出…

【読書メモ】『柄谷行人/浅田彰 全対話』 (講談社文芸文庫 2019年)

柄谷行人浅田彰全対話 (講談社文芸文庫)作者:柄谷 行人,浅田 彰講談社Amazon目次 オリエンタリズムとアジア 85年10月GS 昭和の終焉に 89年2月文學界 冷戦の終焉に 90年3月週刊ポスト 「ホンネ」の共同体を超えて 93年6月SAPIO 歴史の終焉の終焉 94年6月SAPIO…

【読書メモ】中田安彦『世界を動かす人脈』(講談社現代新書 2008年)

世界を動かす人脈 (講談社現代新書)作者:中田 安彦講談社Amazon目次 序章 誰が本当に世界を動かしているのか 第1章 欧州の中心部で今、起きていること ファッション界の二大巨頭、ピノーとアルノーから、国境を越えて広がるネットワーク探究の旅は始まる 第2…

【読書メモ】大澤真幸編『アキハバラ発―〈00年代〉への問い』(岩波書店 2008年)

アキハバラ発―〈00年代〉への問い岩波書店Amazon はじめに 大澤真幸 I 真夏の秋葉原を歩いて,ここには本質など何もないと気づいた 森 達也 「排除」のベルトコンベアとしての派遣労働 竹信三恵子 孤独ということ――秋葉原事件を親子関係から考える 芹沢俊介 …